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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成21年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成21年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 8-(2)イ

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更新日:平成21年3月3日

県議会開会日の提案説明

平成21年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【8.「県民くらし満足度日本一」実現のための基本方針における重点施策の概要及び県政の課題】

(2)「厳しい財政環境でも必要な行政サービス水準を確保」

イ 教育の質の向上

基本方針第2のその2は、教育の質の向上であります。

 

はじめに、理想の学校教育についてでありますが、昨年10月にいただいた、元文部科学大臣の遠山敦子氏を座長とする「理想の学校教育具現化委員会」の提言に盛り込まれた施策のうち、少人数学級編制など優先すべきと考えられるものから取り組むことにより、自らの資質と能力を伸ばし、社会づくりにも積極的に参加する「有徳の人」の育成に努めてまいります。

 

少人数学級編制につきましては、すでに実施しております中1支援プログラムを2年生に拡大し、下限を25人と、極端な小規模学級ができないよう配慮しながら、人生の大切な時期にあたる中学校1、2年生に対して、個に応じたきめの細かな指導を実現する静岡式35人学級編制を導入いたします。

 

また、理科教育の充実を図るため、小学校15校に非常勤講師を配置し、理科専科体制を実施するとともに、ノーベル賞受賞者の小柴昌俊氏が理事長を務める財団法人平成基礎科学財団との協働による講演会や高校の理数科生徒を対象に先端研究施設の視察などを行う「ニュートン・プロジェクト推進事業」を実施し、国際的に活躍できる科学技術者や研究者の養成を目指してまいります。

 

次に、青少年の健全育成についてであります。

 

富士山静岡空港を活用した青年交流として、新たに「ふじの翼グローバルリーダー養成事業」を実施し、中国浙江省の青年との相互交流を通じ、多文化共生社会の中で地域に貢献できる青年リーダーの養成を図ってまいります。

 

また、平成22年に朝霧高原で開催されるボーイスカウトの祭典「第15回日本ジャンボリー」の準備に、富士宮市、関係団体と一体となって取り組んでまいります。

 

次に、県立学校の施設整備についてであります。

 

本年4月から、森高等学校と周智高等学校との再編整備により「遠江総合高等学校」が開校いたします。

 

修善寺工業高等学校と大仁高等学校の再編整備につきましては、今回議案でお諮りしております「伊豆総合高等学校」として平成22年度の開校を、静岡南高等学校と静岡市立商業高等学校を再編整備する「静岡地区新構想高等学校(仮称)」につきましては、平成25年度の開校を目指して準備を進めております。

 

また、特別支援学校の整備につきましては、浜松市立浜北養護学校を県立移管し「浜北特別支援学校」として本年4月に開校するほか、今議会でお諮りしております「清水特別支援学校」につきましては、旧清水工業高等学校の跡地に、平成22年度の開校を目指して準備を進めてまいります。

 

さらに、「共生・共育」を推進するため、特別支援学校の分校を、本年4月に田方農業高等学校内に開校するとともに、磐田北高等学校内に平成22年度、富士宮北高等学校隣接地及び浜松城北工業高等学校内に平成23年度の開校を目指して、準備を進めてまいります。

 

次に、静岡文化芸術大学の公立大学法人化についてであります。

 

文部科学省、総務省など関係機関と調整を行うとともに、県と大学との間で協議を進め、定款案を取りまとめたことから、今議会に「公立大学法人静岡文化芸術大学定款」の制定をお諮りしております。

 

今後は、さらに魅力ある大学づくりと先々の安定的運営基盤の確立を目指し、来年4月の法人化に向け、着実に準備を進めてまいります。

 


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