バーベキュー等ではお肉をしっかり焼きましょう!
これからの季節、野外でバーベキューをする機会が増えますが、生肉の加熱不足等により、食中毒が発生する危険性が高まります。
特に牛肉には腸管出血性大腸菌、鶏肉にはカンピロバクター、豚肉にはE型肝炎ウイルス等が付着している可能性がありますが、これらは、十分加熱することで予防することができます。
また、気温も上昇してくるので、生肉の保管や調理には十分注意して下さい。
食中毒はどうやって防ぐ?
十分な加熱
生肉は赤い部分がなくなるまで十分に加熱します。
幼児や高齢者が食べる場合は、特に入念に加熱しましょう。
道具の使い分け
生肉を焼く場合はトングなどを使用し、はし等で直接触らないようにしましょう。
十分な手洗い
石鹸を十分泡立てて、手指や手首などを十分に洗いましょう。2回洗うとさらに効果的です。また、消毒用アルコールも活用しましょう。
食材の低温での保管
クーラーボックスに十分な量の保冷剤を入れ、食材の低温保管を心掛けましょう。
嘔吐・下痢等の症状がある場合には食材の調理は控える
嘔吐、下痢等の症状がある場合は、ノロウイルスや食中毒菌に感染している可能性があります。食品を汚染しないよう、調理作業は控えましょう。
その他
食中毒の主な症状は、下痢、嘔吐、発熱等です。発症までの時間は、食中毒の原因菌により異なり、数時間で発症するものから1週間程度で発症するものまであります。腸管出血性大腸菌による食中毒では、重症化することもあります。バーベキューの後で体調を崩したら、必ず医療機関を受診しましょう。
関連情報
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