先輩職員の声 村上 亜紀
村上 亜紀
所属 富士健康福祉センター 医療健康課
職種 栄養士(管理栄養士)
入庁年 平成15年
※掲載している職員の所属や業務内容は、平成30年11月現在の情報です。
ある一週間のスケジュール
- 月曜
- 午前:研修会の打合せ
午後:研修会の企画作成
来月に行う研修会の内容について講師と打合せ。事務所に戻り、企画内容をまとめます。 - 火曜
- 午前:連絡会議に出席
午後:午前の報告書まとめ
障害児の食支援についての情報連絡会議に出席します。 - 水曜
- 午前:健康教育の講話
午後:窓口業務
事業所から依頼があった「食生活」がテーマの講話を実施します。 - 木曜
- 午前:実習生に事業説明
午後:調査票の集計
栄養士を目指す大学生(実習生)に、県の仕事について説明します。調査票類の依頼と集計のとりまとめ業務も多くあります。 - 金曜
- 午前:調査票の集計
午後:報告書まとめ
昨日終わらなかった調査票の集計を引き続き行います。今週出張した件の報告書をまとめます。
現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?
富士健康福祉センターで、県民の健康寿命の延伸を目標に、健康づくりや食育、食環境の整備に関わる事業を実施しています。県の行政栄養士は、市町の行政栄養士が行う3歳児健診等の母子保健事業、栄養指導などの住民に身近なサービスに関わる業務について技術的支援をしています。また、市町相互間の連絡調整や関係機関と連携した事業等、広域的な業務を行っています。
仕事をする上で日頃心掛けているのは、どんなことですか?
「自分が実践できていることを人に伝える」ということです。例えば、「野菜を食べよう」「減塩しよう」等の啓発をする時に、自分が実践できていれば自信を持って説明でき、言葉にも説得力があります。
これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?
企業(コンビニエンスストア)、大学、県がアイデアを出し合って栄養バランスの良い食育応援弁当を開発し、県内約500店舗で販売されたことです。新聞やテレビ等の各種メディアに取り上げていただき、今後仕事を行っていく上で励みになりました。
静岡県職員を志した理由は何ですか?
私は、健康は個人の問題であり、個人で解決するものだと思っていましたが、大学の授業で、国や県の健康づくりの施策を学び、行政栄養士は「地域の健康づくりの担い手」の役割があるということを知りました。健康を「地域」の課題として捉えることに興味を持ったためです。
県職員の仕事の「やりがい」は何ですか?
歴史の一つに携わる仕事をしているということです。前の調査・研究を主とする部署で県内約56万人の特定健診データを収集・分析し、一つの冊子にまとめました。将来、この結果が当時の状況を知るデータとして活用される可能性があると思うと、貴重な仕事をしていると感じます。
職場の雰囲気を教えてください。
現在所属している医療健康課は、健康増進や食育の他、感染症、難病、地域医療など、多くの分野の業務を行っています。このため、突発的な感染症対策、窓口業務や電話問合せも多いですが、お互いに協力し合いながら取り組んでいます。
これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
先日、先輩栄養士が「栄養改善学会賞」を受賞されました。大学等の研究者ではなく行政栄養士が受賞されたのは今回初めてで、とても尊敬しています。自分の業務をまとめて、客観的に評価されるような行政栄養士を目指したいと思います。
終業後や休日の過ごし方について教えてください。
平日は仕事と家事と育児に忙しい分、休日は子どもと過ごす時間を大切にしています。夫と共有アプリを駆使してスケジュール管理し、なるべく子どもがいろいろな体験をできるような場所へ出かけています。
このページに関するお問い合わせ
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