先輩職員の声 石橋 佳奈
石橋 佳奈
所属 工業技術研究所 工芸科
職種 工業化学
入庁年 平成28年
※掲載している職員の所属や業務内容は、平成30年11月現在の情報です。
ある一日のスケジュール
- 8時30分
- 勤務開始
メールチェック
スケジュール確認
企業の方からの質問への返信 - 9時00分
- 技術相談
企業の方の来所や電話による技術相談に対応 - 12時00分
- 昼休み
- 13時00分
- 研究業務
実験の計画、実行、解析を行う。 - 17時15分
- 勤務終了
現在の仕事は?
私は静岡県工業技術研究所の工芸科に所属しており、主に香り・化粧品分野の仕事をしています。仕事内容は、企業の方々からの技術相談及び研究業務に取り組んでいます。研究業務では、商品開発を見据えた研究のほか、自ら企画したテーマで研究しています。技術相談や研究業務には幅広い知識が必要となるため、日々知識の習得や技術向上できるよう仕事に取り組んでいます。
仕事をする上で日頃心掛けていることは?
企業の方の話をしっかりと聞くことです。香り・化粧品分野の相談は多岐に分かれており、企業の方が何を求めているのかを完璧に理解することが重要となります。また研究員としての回答は影響力が強いため、より慎重に取り組む必要があります。相手の相談内容や背景、相談後どのように物事を発展させていきたいかなどをよく聞き、真摯にかつベストな回答をするためにも、相手の話をしっかり聞くように心掛けています。
また、常に新しい知識を習得するようにもしています。工業技術研究所内には様々な分野を得意とする職員が大勢いるため、コミュニケーションを積極的に取り、幅広い知識を習得し今までより迅速な対応やより深い研究ができるよう努力しています。
これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることは?
研究発表を行い、内容に興味を持った企業の方から、発表した技術を使い商品化を行っていきたいと言ってもらったことです。
現在取り組んでいる香り・化粧品の研究が、今まで扱ったことのない分野だったため、原理や測定、評価方法が分からず苦労しました。上司に相談し、またセミナーや講演会、文献などで一から勉強していくことで、研究発表を行うことができました。その発表を聞いた企業の方から、商品化の話がきた時はとてもうれしかったです。
静岡県職員を志した理由は?
長年住んでいる静岡県をより発展させるお手伝いをしたいと思ったためです。静岡県職員は、“静岡”に沿った幅広い研究開発を行うことができ、また、高い技術力を持ち多岐にわたる方向で企業や大学と共同研究をし、静岡県を支援することが可能なため県職員を志しました。
県職員の仕事の「やりがい」は?
技術相談や研究を通して、様々な企業の方の役に立てることにやりがいを感じています。また、知識習得や技術向上など、努力するほど結果が返ってくるところにもやりがいを感じます。
職場の雰囲気は?
常にコミュニケーションを取りやすく、困ったことや問題に直面しても相談しやすい、とても居心地の良い職場です。また、上司や先輩方々はいつも真剣に私の意見を聞いてくれるため、発言しやすい環境でもあります。
これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
信頼され、頼りにされる県職員になりたいと思っています。そのためにも努力を怠らず、日々成長していきたいと思います。
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