先輩職員の声 磯部綾子

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ページID1032887  更新日 2023年1月26日

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写真:磯部 綾子1

磯部 綾子

所属 中部健康福祉センター 食品衛生監視専門班
職種 薬剤師
入庁年 令和元年


※掲載している職員の所属や業務内容は、令和2年11月現在の情報です。

ある一日のスケジュール

8時30分
勤務開始
メールチェック
新聞チェック
収去検査・監視の準備

業務に関連する記事をチェックします。また、その日の業務に必要な資料・器具等を準備します。
9時00分
収去検査
食品製造施設やスーパーなどで、検査に必要な量の食品を採取し、検査担当部署へ検体を受け渡します。
12時00分
昼休み
たまに、散歩をしてリフレッシュしています。
13時00分
食品衛生監視
食品製造施設へ立ち入り、施設の衛生状態、食品表示が適切に行われているかを確認し、必要があれば指導します。立ち入り時には、法改正に伴う変更点についての情報提供も行います。現在は、主にHACCP導入に向けた事業者への説明及び相談への対応をしています。
15時30分
日報作成
監視等の準備
事業者からの相談への対応

庁舎に戻り、その日の業務実績を日報にまとめます。 翌日以降の監視等の準備や、事業者から受けた衛生管理・食品表示に関する質問への対応もします。
17時15分
勤務終了

現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?

食品衛生監視専門班では、食品衛生監視員として、食品の製造・販売施設に対する食品衛生指導を行っています。具体的には、製造業、集団給食施設(学校・社会福祉施設・事業所)、流通拠点(スーパー・市場)など食品健康被害のリスクが高い業種に対して、食品の収去検査(抜き取り検査)、定期的な監視(立ち入り指導)を行っています。私が所属する中部健康福祉センター食品衛生監視専門班では、静岡県の中・西部地域を管轄しています。

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?

写真:磯部 綾子2

事業者の方から衛生管理の方法に関する質問を受けて、回答した際に、感謝の言葉をいただいたことです。基本的には指導する立場であり、感謝されることはあまり多くないですが、困っている方の役に立てたときは非常にうれしく思います。より多くの人々に頼ってもらえる職員になるため、さらに経験を積み、勉強していきたいと思いました。

静岡県職員を志した理由は何ですか?

薬剤師としての知識や実習での経験を生かして、より多くの人々の命・健康を守りたいという思いがあったからです。大学4年生の時、静岡県のインターンシップに参加し、静岡県の薬剤師は薬事・衛生・環境・創薬など幅広い分野に携わることができる点が非常に魅力的だと感じました。また、県民一人一人、民間企業、薬剤師以外の職種など、様々な立場の人に接する機会があり、自分自身の視野をさらに広げ、経験を積むことができると思い、静岡県職員を志望しました。

県職員の仕事の「やりがい」は何ですか?

写真:磯部 綾子3

静岡県の食の安全を守っているという自負です。誰もが毎日口にする食品が、人々を傷つけるものであってはなりません。法律に基づき、食品の製造、調理の現場に立ち入り、指導を行うことはなかなか経験できない仕事だと感じます。その分、責任も重い仕事だと感じますが、それがやりがいにつながっています。一方的に指導するのではなく、相手に理解してもらい改善してもらうことは難しいですが、どうしたら伝わるのか日々考えながら業務にあたっています。

職場の雰囲気を教えてください。

食品衛生の分野は日々勉強することばかりで分からないことも多いですが、相談しやすい上司や先輩がいるので、安心して日々の業務に取り組むことができます。私が所属する中部健康福祉センターでは、薬剤師以外に、行政・医師・獣医師・保健師・栄養士など多くの職種の職員がいます。他職種の方々と情報交換をすることで自分の視野が広がり、自身の業務にも生かすことができます。

その他、特に伝えたいこと

写真:磯部 綾子4

行政薬剤師がどのようなことをしているのか、私自身も学生時代はなかなか想像できませんでした。幅広い視野を持ち、多くの人々のために仕事がしたいと思っている方、行政の仕事に少しでも興味がある方は、ぜひインターンシップや説明会に参加してみていただければと思います。

このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
shokuin@pref.shizuoka.lg.jp