先輩職員の声 山本 幸佳

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ページID1032891  更新日 2023年1月27日

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写真:山本 幸佳

山本 幸佳

所属 農林技術研究所茶業研究センター 新商品開発科
職種 農業
入庁年 平成30年


※掲載している職員の所属や業務内容は、令和2年11月現在の情報です。

ある一日のスケジュール

8時30分

勤務開始
メールチェック

メールやその日の業務を確認します。
科内打合せ

9時00分
成分分析
官能評価

試験製造した茶の機能性成分や香気成分を分析したり、官能評価を行って研究データを収集します。
12時00分
昼休み
卓球やバドミントンを楽しむこともあります。
13時00分
資料作成
研究成果をまとめたり、講演会の資料を作成したりします。
17時15分
勤務終了
実験室の片付け、翌日のスケジュールを確認して退庁します。

現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?

茶業研究センターでは、県の主要産業である「茶」の、新品種の育成や茶園管理の省力化、病害虫対策、製茶加工技術等に関する研究を行っています。私が所属する新商品開発科では、新たな製茶機械の開発や、特色ある茶の開発等の研究をしています。私はその中で主に、当センターが開発した、添加物なしで甘い花のような香りを発揚させた「香り緑茶」の大規模製造実証試験や普及広報活動を行っています。

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?

写真:山本 幸佳2

茶業研究センター2年目のとき、サンフランシスコで開催された食品展示会で、テストマーケティングのため香り緑茶を呈茶しました。興味を持った海外バイヤーの方に県内の生産者の方を紹介したとき、研究成果から生まれたお茶が、静岡と世界をつないだと実感し、とても印象に残っています。その他にも、研究開発に携わった香り緑茶がいくつも商品となり、店頭に並んでいる光景を見た時は大変うれしかったです。

静岡県職員を志した理由は何ですか?

生まれ育った静岡県に貢献したいというのが一番の理由です。大学では食品栄養科学を専攻していましたが、食べることが好きで食品や農業に関わる仕事に興味があったことから、試験研究や生産振興、農業行政など多岐にわたり静岡県の農業振興に携わることができる県職員を志望しました。

県職員の仕事の「やりがい」は何ですか?

写真:山本 幸佳3

茶業研究を通して、茶生産者や企業など様々な方の役に立っていることにやりがいを感じています。研究業務では扱ったことのない分析機器や試験方法を用いることもあり、苦労することも多いですが、新たな学びの機会となり、努力するほど結果が返ってくるところにもやりがいを感じます。

職場の雰囲気を教えてください。

風通しが良く、困ったことがあれば上司や同僚に気軽に相談しやすい職場だと思います。農業の博士など様々な分野のエキスパートが数多くいるため、分からないことや一人では困難なことがあれば科を超えて相談し助け合える、とても居心地の良い職場です。

その他、特に伝えたいこと

写真:山本 幸佳4

茶生産者、茶商、企業、JA、市町など様々な人との関わり合いが多くあるため、所属する職場内だけでなく、関係する人々とのコミュニケーションがとても大切でやりがいを感じています。

このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
shokuin@pref.shizuoka.lg.jp