先輩職員の声(Iターン) 佐藤 和也
佐藤 和也
所属 交通基盤部 下田土木事務所 総務課
職種 行政
入庁年 平成29年
※掲載している職員の所属や業務内容は、令和元年11月現在の情報です。
静岡県に入庁するまでの経歴
私は、北海道に生まれ、宮城県石巻市内の高校を卒業後、福島県内の大学に進学しました。大学では、社会科教育学を学びました。千葉県内の大学院に進学し自然環境学を専攻し、修了後、静岡県庁へ入庁しました。
U・Iターン就職をして、静岡県職員を志した理由は何ですか?
東日本大震災を宮城県で経験したことから、自分も効果的な減災のために何かをしたいと思うようになりました。学生時代に参加したインターンシップで、津波防災に関する国際的な標準作りに関わる機会があり、自然現象を理解した理学部系出身者が、社会の基盤作りに携わることの重要性を痛感したため、公務員になりたいと思うようになりました。静岡県は地震・津波災害に高い関心を持ち、他県が本県をモデルにし、やがて国の標準とすることができれば日本全体の津波防災力を変えられると考えたため静岡県職員を志しました。
現在の業務、実際に働いてみた感想はどうですか?
想像していたよりも住民に近いと同時に、ダイナミックな職場であると感じます。入庁後最初の職場である土木事務所では、入札・契約・経理事務等を行っており、扱う金額の大きさに最初は驚きながらも、適正な執行が行われるように、日々分からないことは調べて成長する毎日を過ごしています。地元の業者さんと話すことでこれまで気づかなかった情報や課題を得ることもできます。また、土木事務所では大雨の際に河川水位を通報することがあり、自分の連絡した電話一本で、市町の避難判断につながることは責任の大きさを感じました。仕事をしていく中で、下田土木事務所の管轄する賀茂地域の特徴がわかるようになり、出先機関で仕事することの強みであると感じています。多様な分野があり、自分の行動次第で、面白いと思えるフィールドを発見し、成長できると思います。また、有給休暇がとりやすい環境であると思います。
終業後や休日の過ごし方について教えてください。
平日は静岡県庁で実施している「多様な勤務時間」という制度を活用し、朝早く出勤、16時台に退勤、その後地元で見つけた腕のいい整体でリラックスしています。休日の居住地周辺は静かなことから、職員住宅のベランダにウッドチェアを置いてのどかな雰囲気を楽しんでいます。また、下田市は夜空がきれいなので、近所の河原で寝そべって星空を楽しむこともできます。管内にはいろいろな姿の海岸や多様な種類の温泉があり、北海道出身のため暑い夏は避けますが、秋以降に出掛けることもあります。都会とは異なったスローライフが魅力的です。
その他、特に伝えたいこと
私は入庁前には静岡県民であったことはありませんが、いろいろな県に住んでいたことなどのバックグランドを持っているため、時々、視点を変えて静岡県を見ることができるような気がします。これを読んでいる皆さんの中には静岡県にこれまでご縁のなかった方もいるかと思いますが、静岡県に縁のある方と別の視点から物事を見ることができるため貴重な存在となれるかもしれません。完全なIターンの私でも受け入れてくれる雰囲気のある職場ですので、ぜひユニークな視点から静岡県を見ることができる皆さんと一緒にお仕事できることを楽しみにしています。もちろん静岡県と縁の深い皆さんとお会いできることも楽しみにしています。
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