先輩職員の声 大島 葵
大島 葵
所属 東部健康福祉センター(東部児童相談所) 育成課
職種 児童福祉
入庁年 平成28年
※掲載している職員の所属や業務内容は、令和元年11月現在の情報です。
ある一日のスケジュール
- 8時30分
- 勤務開始
メールチェック
総合会議
総合会議には全員が出席し、仕事の進み具合や今後の方針などを協議します。 - 12時00分
- 昼休み
- 13時30分
- 市役所にて関係者会議
各関係機関が集まり、対応を協議します。 - 15時30分
- 家庭訪問
家庭に訪問し、家族の困っていることを聴取して助言指導を行います。 - 16時30分
- 記録作成
記録を作成します。 - 17時15分
- 勤務終了
現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?
現在、私は東部児童相談所で勤務しています。児童相談所とは、都道府県及び指定都市に設置が義務付けられている児童福祉の専門機関です。東部児童相談所でも、養護相談、保健相談、障害相談、非行相談等子どもに関する相談を受けています。私は育成課に所属し、児童の保護、児童の福祉に関する相談に応じ、助言や指導を行っています。
これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?
うれしかったことは、よりよい支援を相談者と一緒になって考えることができたことです。嫌なこと、辛いことを伝えなければいけない場面もありますが、その分、子どもや家族の状況が変わり、良い方向に動いたときの喜びも大きいです。
静岡県職員を志した理由は何ですか?
私は、大学生の時、児童養護施設でボランティアをしていました。様々な理由から、親と一緒に暮らすことのできない子どもたちへの支援を経験し、将来、子どもに関わる仕事がしたいと思うようになりました。「子どもに関わる」仕事は多岐にわたります。その中でも、静岡県での仕事は、児童相談所での仕事はもちろん、児童自立支援施設、児童心理支援施設、知的障害児施設なども経験することができます。多くの分野の児童福祉に携わることができるところに惹かれました。
県職員の仕事の「やりがい」は何ですか?
児童福祉職の仕事は、非常に幅広く、正解もありません。多くの選択肢のなかから、子どもにとって、家族にとって、より良い支援は何か、所内の職員のみならず、本当に多くの関係機関と協力しながら仕事を進めます。試行錯誤のなかで、失敗することや反省することも多々ありますが、日々、新しい考え方や支援方法に出会い、自身の経験を増やせることに「やりがい」を感じています。
職場の雰囲気を教えてください。
東部児童相談所には、約35人の職員がおり、若手の職員も多いです。お互いにフォローしながら仕事ができる明るく元気な雰囲気があります。また、分からないことは上司や、他職種の方に相談し、適切なアドバイスをもらえる環境もあります。困難な出来事が起こった時には、班内はもちろんのこと、所内全体で「助け合う」雰囲気もあり、心強さを感じます。
これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。
県職員になって気づいたことは、どんな仕事でも多くの関係機関や人とのつながりの中で成り立っているということです。そのため、そのつながりを大切にすることができる県職員を目指します。また、広い視野を持ち、時代の流れを読みながら変えていかなくてはならないもの、逆に変えてはいけないものを判断できるようになりたいと思います。そして今後は、仕事で関わる県民の方々にも関わって良かったと思ってもらえるような仕事をしたいです。
終業後や休日の過ごし方について教えてください。
終業後や休日は、家族や友人に会って過ごしたり、趣味の時間を楽しむことが多いです。対人援助の仕事は自身の心と身体を使っての仕事なので、メリハリをつけて休むようにしています。
このページに関するお問い合わせ
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