先輩職員の声 東川 侑生

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ページID1052618  更新日 2023年3月22日

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写真:東川侑生1

東川 侑生

所属 西部農林事務所 天竜農林局 治山課
職種 林業
入庁年 令和3年


※掲載している職員の所属や業務内容は、令和4年11月現在の情報です。

ある1週間のスケジュール

月曜日

要望地調査
地権者との調整

地元から要望された場所について、現状確認や復旧計画を考えるために現地調査したり、工事の内容を地権者に説明したりします。

火曜日
段階確認
工事が設計書通り行われているか工事現場で確認します。
水曜日

復命書・指示書等作成

前日に行った現場の状況について簡潔にレポートを書きます。当初ではわからなかった設計変更するべき点があれば、業者への指示書を作成します。

木曜日

災害調査

豪雨や台風等で崩れた斜面を森林に戻すため、現地の被災状況を調査します。

金曜日

設計書作成

災害復旧工事を発注するため設計書作成を行います。

現在、どんな部署で、どんな仕事をしていますか?

写真:東川侑生1

天竜農林局の治山課で、治山工事に関わる設計・積算業務と現場監督業務を行っています。

治山工事は、保安林の持つ土砂流出防止機能や水源涵養機能等の機能を維持・増進するための工事です。豪雨や台風で崩れた斜面を森林に戻したり、荒廃した渓流を安定させたり、表土が流出した森林の間伐などを行っています。

これまで仕事をしてきた中で、最もうれしかったこと、印象に残っていることはどんなことですか?

初めての監督現場が、荒廃した渓流を安定させるダム工事でしたが、発注後の大雨などによって、当初設計どおりにできないことが何回もありました。施工業者とどうすれば目的の構造物が工期内にできるか話し合ったり、上司からアドバイスをもらったりしながら、事故無く工事完成までたどり着いた時が最も嬉しかったことです。

静岡県職員を志した理由は何ですか?

私には、森林を保全することで人を助けたいという夢があります。

国と市の中間の県であれば、現場から施策作成まで県民と関わりを持ちながら、幅広く森林・林業業務に携われると考えていました。

静岡県にインターンシップに来た時に、森林の豊かさ、民間業者の意欲の高さ、県の森林との共生という考えに基づく施策の重要性を感じ静岡県を志望しました。

県職員の仕事の「やりがい」は何ですか?

写真:東川侑生3

「森林を保全することで、県民の生活を守っている」ということにやりがいを感じています。

工事を通して崩れた斜面や荒れた渓流に不安を感じている地元の要望に応えているという実感があり、県民が森林と安心して暮らしていけるように仕事ができるのは魅力的だと思っています。

職場の雰囲気を教えてください。

職場では分からないことを先輩職員に聞いたり、上司にアドバイスをもらったりしながら仕事をしており、相談しやすい職場です。

現場重視の意識を全員が持っているので、現場を実際に見た職員の意見が尊重されます。相談を受けた上司も一緒に現場に来てくれることが多いです。

これから目指す県職員像、今後やりたい仕事等をお聞かせください。

静岡県は、四季折々の景色や豊かな自然環境があるだけでなく、そこで森林と共に働く人々も朗らかで魅力的です。この魅力を県内のみならず県外まで発信していきたいと考えています。そのために、森林整備から木材生産まで幅広く携わって、静岡県の森林のプロフェッショナルになりたいです。

終業後や休日の過ごし方について教えてください。

社会人になってからバイクに乗るようになりました。浜名湖や大井川などで潮風や森の匂いなどを感じながらのんびり走っています。

音楽も好きなので、休日はコンサートに行ったり、演奏会に参加したりしています。

県職員を目指す方へのメッセージをお願いします。

私は東京都出身で、県職員になって初めて静岡県の方々と関わるようになりました。出身関係なく、やる気さえあれば受け入れてくれる風土が静岡県にはあると思います。

静岡県の森林と人との共生という考えに共感してくれる、やる気ある方と一緒に働けることを楽しみにしています。応援しています。

このページに関するお問い合わせ

人事委員会事務局職員課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2275
ファクス番号:054-254-3982
shokuin@pref.shizuoka.lg.jp