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ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 技術管理課トップページ > ICT技術で、静岡県の建設現場が変わります。

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更新日:平成29年8月23日

ICT技術で、静岡県の建設現場が変わります。

「交通基盤部発注工事におけるICT活用工事の試行方針」を改定しました。

我が国の建設現場で働いている技能労働者の3分の1にあたる約110万人が、高齢化によって今後10年で離職すると言われています。建設現場はベテラン技術者の知恵と経験と熟練技術で支えられており、この急激な減少は深刻な問題であることから、国土交通省は、「i-Construction」と銘打って、建設生産プロセスにおける抜本的な生産性の向上に取り組みを進めています。
本県交通基盤部では、国土交通省の方針を受け、i-Constructionの重点施策の一つである「ICT活用工事」の積極的な導入を図ることとし、「交通基盤部発注工事におけるICT活用工事の試行方針」を定めています。
この試行方針について、平成29年6月5日に改定を行いました。7月1日より運用を開始します。

ICT活用工事とは

ドローン(無人航空機)や地上レーザースキャナーによる三次元測量、マシンコントロール技術注2等を導入した「ICT建設機械」による施工など、各施工のプロセスにおいてICTを活用する工事です。

ICT活用工事(土工・舗装工)

以下に示す全ての施工プロセスにおいて、ICTを全面的に活用する工事とします。ただし、舗装工は(3)の実施の有無を選択可能です。

(1)三次元起工測量

設計照査のため現況地形を三次元データで取得する。

(2)三次元施工用データ作成

(1)で取得した測量データと設計図書を用いて、ICT建設機械による施工及び三次元出来形管理に用いる施工用データを作成する。

(3)ICT建設機械による施工

(2)の設計データを用いて、ICT建設機械により施工を行う。

(4)三次元出来形管理等の施工管理

施工後の出来形を三次元データで取得し、(2)のデータと比較して出来形確認を行う。

(5)三次元データの納品

三次元データで納品する。

ICT活用工事(浚渫工)

以下に示す全ての施工プロセスにおいて、ICTを全面的に活用する工事とします。

(1)三次元起工測量

設計照査のため現況地形を三次元データで取得する。

(2)三次元数量計算

(1)で取得した測量データと設計図書を用いて数量計算を行う。

(3)三次元出来形管理等の施工管理

施工後の出来形を三次元データで取得し、(2)のデータと比較して出来形確認を行う。

(4)三次元データの納品

三次元データで納品する。

ICT活用工事の適用対象工事

土工

土工量1,000m3以上であり、河川土工・海岸土工・砂防土工・道路土工のいずれかの工種を含むもので、受注者が実施を希望したもの

舗装工

施工面積2,000m2以上であり、舗装工・付帯道路工のいずれかの工種を含むもので、受注者が実施を希望したもの

浚渫工

港湾浚渫工を含むもので、受注者が実施を希望したもの

実施方法

  1. 対象工事については、発注時に公告及び特記仕様書において「ICT活用工事の適用対象である」ことを明示する。発注に当たっての積算基準は、従来の積算基準を用いるものとする。
  2. 契約後、受注者がICT活用工事の実施を希望する場合は、受発注者間の協議によりICT活用工事の実施を指示する。受注者がICT活用工事の実施を希望しない場合は、ICT活用工事ではない従来の方法での工事とする。
  3. ICT活用工事を実施する場合、ICT活用工事の積算基準を適用し、設計変更を行う。
  4. ICT活用工事における監督及び検査は、国土交通省が定めたICT土工に関する基準類を適用する。

実施方法2017

対象工事の発注予定(平成29年度)

平成29年7月7日現在67件の発注を予定しています。

ICT活用工事の対象工事一覧(PDF:245KB)

推進体制

  1. 本県における建設生産システムの生産性向上を推進する上での情報共有を図るとともに、推進体制を整備するための庁内組織として、「交通基盤部建設現場における生産性向上推進会議」を設置します。
  2. 現場の声を抽出し、課題への対応策を検討するとともに、施工実績を積む取組を実施するため、官民共同の「ふじのくにICT活用工事支援協議会」を設置します。
  3. 関係者が一体となってICT活用工事の推進に取り組むため、研修や講習会等を実施します。

 

 

 注1.情報化施工
建設工事において、ICT(情報通信技術)の活用により、生産性の向上や品質の確保を図ることを目的としたシステム。測量・設計で作成された3次元データを施工に活用することで、従来より高効率・高精度な施工を実現し、さらに維持管理にも活用する狙いがある。

 注2.マシンコントロール、マシンガイダンス
マシンコントロールは、建設機械の現在の位置に関する情報と3次元の測量・設計データを基にして、機械を自動的に制御する技術。マシンガイダンスも同様の技術だが、機械の動作自体は制御せず、オペレータに画面表示や警告音等で情報を提供する。熟練したオペレータでなくても、高速で正確な施工が可能になる。

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お問い合わせ

交通基盤部建設支援局技術管理課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2128

ファックス番号:054-221-3569

メール:gijyutsukanri@pref.shizuoka.lg.jp

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