用語 |
用語の意味 |
漢字 |
読み方 |
街区 |
がいく |
道路、または水路などの公共用地に囲まれた1ブロックのことです。 |
画地 |
かくち |
街区のなかの、土地1区画のことです。 |
過小宅地 |
かしょうたくち |
1宅地として使用するには小さ過ぎる宅地のことです。およそ100平方メートル以下をいいます。 |
角地 |
かどち |
道路の交差点のところの画地です。道ふたつと接するので、使い勝手がよくなります。 |
仮換地 |
かりかんち |
換地(土地をうつすこと)する予定地のことです。家を動かしてから土地登記を移すので、登記までは仮の土地ということで、こう呼ばれます。 |
仮換地の指定 |
かりかんちのしてい |
仮換地の位置・地積等を各権利者に示すことです。 |
換地 |
かんち |
事業によって、今までの場所から、整理された住みよい場所に土地を移すことです。 |
換地計画 |
かんちけいかく |
換地をどういうふうに行うのか、それに伴う精算金を定めることです。 |
換地率 |
かんちりつ |
換地によって、どれくらい土地が減るかを示します。 |
換地処分 |
かんちしょぶん |
知事に換地計画の認可を受け、これをみなさんに通知することです。 |
建ぺい率 |
けんぺいりつ |
建物の建築面積と、敷地面積との割合をいいます。 |
減歩 |
げんぶ |
区画整理は住みよいまちのために道や公園などの公共施設を生み出しますから、ひとりひとりの土地は多くの場合多少目減りします。この減った分のことです。 |
減歩率 |
げんぶりつ |
元の土地のうち、何割が減歩として減るかを示します。今までも道に面していたか、駅からの距離がどう変わったかなど元々の条件ははさまざまですから、同じ事業でも、減歩率は各土地によって多少異なるのが普通です。 |
公共施設 |
こうきょうしせつ |
道路・広場・公園・緑地・河川・水路等、みなさんで使う施設のことです。 |
公共減歩
公共減歩率
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こうきょうげんぶ
こうきょうげんぶりつ
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減歩のうち、公共施設を作るために必要となる分をいいます
→保留地減歩
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公共用地 |
こうきょうようち |
道路・広場・公園・緑地・河川・水路等のある土地のことをいいます。 |
更地 |
さらち |
建物などがない空き地のことです。 |
照応換地 |
しょうおうかんち |
区画整理事業の前後におけるみなさんの土地は、場所・地積・土質・水利・利用状況・環境など、なるべく対応したかたちで計画しなければなりません。しかし完全に同じにするのは不可能ですので、なるべく近いかたちになるよう計画することになります。できるだけ適応させるという原則のことです。 |
所有権以外の権利 |
しょゆうけんいがいのけんり |
借地権・地上権または賃借権・永小作権など土地にかかわる権利のことです。区画整理のときも、施行者に申告すればこれら権利は認められますが、申告がないとその権利はないものとされます。 |
清算金 |
せいさんきん |
区画整理事業の効果は、お持ちだった財産に応じて分配されるべきですが、土地を完全に平等に分配することは難しいものがあります。このため、以前の価値にたりない分・または不足分は、最終的に金銭を交付・徴収することで清算します。 |
背割線 |
せわりせん |
道路にはさまれている土地の中心線のことです。宅地は必ず道路に面していなければならないという原則がありますので、ひとつひとつの土地をここで区切っていくのが効率的なやりかたになります。 |
宅地 |
たくち |
区画整理の用語としては、公共用地以外の土地はすべて宅地と見なします。たとえ家が立っていなくても、とりあえず個人所有の土地はすべて宅地と表現しています。 |
縄延び |
なわのび |
整理前の土地の実際の面積が、公簿に記録されている土地よりも広いことをいいます。昔は税金対策などのためにわざと土地を小さめに申告することがあり、このときに延びた縄ではかったことからこう呼ばれるようです。 |
保留地 |
ほりゅうち |
建物移転などの費用は、主に土地の一部を売ることでまかなわれます。このためにとっておく土地のことです。 |
保留地減歩
保留地減歩率
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ほりゅうちげんぶ
ほりゅうちげんぶりつ
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保留地として使うための減歩のことをいいます。つまり減歩される面積は、公共減歩と保留地減歩をあわせたものです。 |
保留地の処分 |
ほりゅうちのしょぶん |
保留地を売るかまたは利用して、事業にかかった費用を回収することです。 |