機械化・低コストによる利用間伐と列状間伐
機械化・低コストによる利用間伐
これまでの間伐は、不良木を伐採し、伐採木を森林内に捨て置く「伐り捨て間伐」が主流でした。これは、間伐した木を搬出するのに手間がかかり、コストが高くなってしまっていたからです。
しかし、高性能林業機械の導入、効率性が高い列状間伐の採用、林内路網の整備などにより、低コストで伐採木を搬出できるようになれば、今まで捨てられていた木材資源を有効に利用しながら間伐を行うことができます。
最近では、県内各地で、機械化・低コストによる利用間伐の取組が進められています。

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列状間伐
伐採する木を選ぶのではなく、個々の木の生育の良し悪しに関係なく、一定の列(幅)の木を全て伐採する間伐方法です。
伐採する木を選ぶ手間が省け、列状に伐採するため、伐採した木が残った立木に引っ掛かることが少なく、作業効率や安全性が高く、搬出も容易になることから、木材の利用も推進されます。
3列を残して1列を伐採する「3残1伐(間伐率25%)」や3列を残して2列を伐採する「3残2伐(間伐率40%)」など、森林の状況やその後の管理方法により伐採する列(幅)を設定します。
所有界を超え一体的に森林整備を行う集約化、林内路網の整備、高性能林業機械の導入により、列状間伐のさらなる効率化・低コスト化が期待できます。
列状間伐では、不良木が残るというデメリットもありますが、残った列の中の不良木をさらに間伐する方法もあります。