

静岡県企業局長室へようこそお越しくださいました。
企業局長の小野田裕之(おのだひろゆき)です。
企業局は、地方公共団体が直接経営する企業(地方公営企業)です。静岡県では、工業用水道事業、水道事業、地域振興整備事業(工業用地等造成事業)の経営を行っており、利用者の皆様からいただく水道料金等により経営を行う独立採算を原則としています。
工業用水道事業は、昭和16年に静清工業用水道の一部給水を開始して以来、7つの工業用水道を経営してきました。昨年度末には経営基盤の強化とコスト削減を図るため、富士川工業用水道及び東駿河湾工業用水道を統合し、ふじさん工業用水道としたところであり、現在は6つの工業用水道を経営しています。地域経済の発展に伴う地下水の過剰揚水の問題を解決する役割も果たしながら、安定的に工業用水を工場へ供給し、県の産業を支えています。
水道事業は、昭和30年代の都市化の進展等に伴う水需要の増加に対応するため、水源確保が困難な市町に対し、県の水源開発により生活用水を供給する事業を行っています。現在、3つの水道を経営し、安全で安心な生活用水を、熱海市や三島市など8市2町へ安定的に供給しています。
地域振興整備事業は、地域振興に寄与する事業として、工業用地等の造成や供給を行っています。企業局が有する多彩な造成方式を活用して、多様な企業ニーズに応じた工業用地を迅速に供給することで、「“ふじのくに”のフロンティア」を拓く取組を、企業誘致の面から推進しています。
今後も、トータルコストの縮減と収益確保の最大化を図るために経営革新に取り組み、地域の産業発展に貢献できるよう全力で取り組んでまいりますので、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
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企業局
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