

ようこそ、知事戦略監室へおいでくださいました。
知事戦略監の篠原清志(しのはらきよし)です。
私は、知事戦略監という役割が、今年で4年目になります。
1年目(平成29年度)は、川勝知事の3選を受けて、新ビジョン「富国有徳の美しい“ふじのくに”の人づくり・富づくり」を策定しました。
2年目(平成30年度)は、県庁組織の見直しに取り組みました。
まず、予算編成作業の改革に取り組みました。予算編成における意思決定をする者は、知事、副知事、各部局長であることを明確にし、中でも現場を知る各部局長の裁量を拡大することで見直しを進めました。その結果、経済界や医師会など多くの皆様からも評価され、良い予算編成ができました。
なお、見直しの結果、予算編成作業に従事する担当職員130名あまりの時間外勤務(70日間)を、前年度比で6,000時間近く減らすことができ、県庁の働き方改革にも大きく寄与しました。
加えて、県内で暮らす外国人の方々が増えていることから、これらの方々が不自由なく生活ができるよう、生活環境の整備を全庁一丸となって取り組むため、多文化共生を担当する組織の強化を図りました。
3年目(令和元年度)は、5月から「令和」の時代が始まりました。
9月にはラグビーワールドカップ2019が、本県でも開催され、エコパで日本代表がアイルランドに勝利したことは、「シズオカショック」と世界中に発信されるなど、ラグビー熱が一気に盛り上がりました。計画されているオリンピック・パラリンピックとも合わせ、県づくりの柱に「スポーツ」を位置づけることとなりました。
また、中央(リニア)新幹線を計画しているJR東海との間で、大井川水系の水や南アルプスの自然環境の保全の協議が行われ、国土交通省とも調整作業が進められました。私も、命の水を守る想いを、市町や利水者、県民の皆様と共有して、職務を果たして行きます。
新年度(令和2年度)になり、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっています。まずは、この新しいウイルスとの戦いを全庁一丸となって進めてまいります。
知事戦略監4年目の今年度も、川勝知事と6,000人の県庁職員の間に立ち、県政が滞りなく進むよう努めてまいります。
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