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本リーフレットは、不育症について、より多くの県民に周知するとともに、相談機関を訪れた不育症に悩む方が次の妊娠・出産に前向きに取り組むことができるよう、治療方法や相談窓口を紹介しています。
「不育症」とは、妊娠はするけれど、死産や流産、早期新生児死亡(生後1週間未満の死亡)などを複数回繰り返して、子どもを持てない状態を言います。全国では、不育症に悩む方が2~3万人いると言われています。 通常、流産は妊娠の10~20%の頻度で起こりますが、年齢が上がるほど流産率は上がります。 また、妊娠歴のある35~79歳の女性を対象に調査したところ、1回の流産経験者は33.8%、2回の流産経験者は3.3%、3回以上の流産経験者は0.9%という調査結果もあります。 |
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不育症の原因の大半は胎児の偶発的な染色体異常とされており、検査をして両親にリスク因子が見つからなかった場合は、次回流産の可能性は低くなると言われおり、不育症の方も、80%以上の方が出産することができています。 また、このリーフレットでは、一般的な不育症検査や治療について紹介しています。ただし、検査や治療は、個々の状況によって異なりますので、主治医とよく御相談ください。 |
不育症の原因にはストレスが関わることもあります。何かお悩みがあれば、気軽に御相談いただける相談窓口も紹介していますので、御利用ください。 このリーフレットが不育症に悩む方の一助になり、また周囲の方の不育症への理解が進むことを願っています。 |
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お問い合わせ
健康福祉部政策管理局企画政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3357
ファックス番号:054-221-3264
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