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県では、平成22年度に開設した乳幼児聴覚支援センターを中心として、これまでに「FM補聴システム貸与事業」の実施、新生児聴覚スクリーニング検査による難聴発見後から記録簿として活用できる「きこえの手帳」の作成、「新生児聴覚スクリーニング検査と事後対応マニュアル」の改訂など、新生児聴覚スクリーニング検査の普及啓発と難聴児支援の充実を図ってきました。 新生児聴覚スクリーニング検査に対する理解は進んできており、県内の分娩取扱医療機関における受検率は82.9%となっています。 |
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今回さらなる受検率の向上を目指すため、妊産婦や新生児の御家族を対象に、新生児聴覚スクリーニングの意義や、聴覚障害の早期発見の大切さとその支援に関する理解を深めていただくための啓発用DVDを作成しました。
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DVDは、以下のような内容で構成されています。 (1)聴覚の発達と早期療育の有効性 (2)新生児聴覚スクリーニング検査の方法 (3)再検査が必要となった場合の支援体制 (4)検査により難聴が見つかり人工内耳等の治療を受けた家族の喜びの声 (5)乳幼児聴覚支援センターの紹介 |
作成したDVD1,000部は、県内の産科・小児科・耳鼻科の医療機関や市町母子保健担当課、健康福祉センター等へ配布しました。
今後は、市町における母子健康手帳交付時をはじめとして、プレパパ・プレママ教室等や産婦人科を中心とした医療機関における妊婦健康診査、出産前後の入院中の指導等で活用いただけるよう、市町母子保健担当者や医療機関従事者等に対し、DVDの積極的な活用を働きかけ、新生児聴覚スクリーニング検査の受検率の向上を図り、難聴の早期発見・治療につなげていきます。
お問い合わせ
健康福祉部こども未来局こども家庭課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3759
ファックス番号:054-221-3521
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