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本県の65歳以上の方の人口は、本年度は初めて100万人を超え、全人口の26.8%となり、超高齢社会となっております。一方で、本県の健康寿命は、男性71.68年・女性75.32年と日本一の水準にあり、元気な高齢者が多く、様々な分野で活躍されております。
最近の保健統計や日本老年学会では、現在の65歳以上の方の身体能力は、10~15年前に比べ5~10歳ほど若返りの傾向があるとの報告がありました。今まで、私たちが考えていた「高齢者は支えられる方」という心象と、現実の形象はだいぶ隔たりがあると思います。
本県では、女性の健康寿命に相当する76歳までは、まだまだ元気で活躍できると考え、77歳の喜寿からを老年とし、寿(ことほ)いでいこうという本県独自の「ふじのくに型『人生区分』」を提示いたしました。この区分によりますと、65歳以上の方の約半数の方は、壮年に位置づけられます。
この区分で壮年に当たる方には、人生のベテランとして、価値や文化、技術の継承など、世代間をつなぐ役割を、今まで以上に担っていただきたいと期待します。
県では、高齢化社会を前向きにとらえ、65歳以上の方が社会参加できる活動の場をさらに広げ、今後も県民の方々とともに健康寿命の更なる延伸と、元気で活力あるいきいき社会の実現に向けて努めてまいります。
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