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11月25日、東京大学の招きに応じて来日したハーバード大学公衆衛生大学院のK.ヴィシュワナシュ教授による、健康寿命日本一である本県及び掛川市、三島市の健康施策のヒアリングと現地視察が行われました。 本県への訪問は、ふじのくに健康寿命日本一推進県民会議(平成27年2月27日)にて講演いただいた、東京大学大学院医学系研究科 近藤尚己准教授の依頼によるものです。 |
ヴィシュワナッシュ教授 |
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部長室にて静岡県の取組を説明 |
部長室では、本県が健康寿命日本一の更なる延伸のため、「第3次ふじのくに健康増進計画」に基づき、「ふじのくに健康長寿プロジェクト」を推進していることを説明しました。 ヴィシュワナシュ教授から「静岡県が健康寿命日本一になった理由」を質問されたので、働く高齢者が多いこと、お茶をはじめとした食材が豊富なこと、関係者が一体となって取り組んできたことなど、その要因を伝えるとともに、「ふじ33プログラム」の普及、お達者度の公表、高齢者の居場所づくり等についてご紹介しました。 ヴィシュワナシュ教授は「学校、民間企業、関係団体との連携協働で行う健康施策が今後の少子高齢社会ではとても重要であり、日本(静岡県)の取組を世界が注目している」と称賛されました。 |
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ヴィシュワナシュ教授は、掛川市地域健康医療支援センター「中部ふくしあ」と保育園、特別養護老人ホームを視察しました。 掛川市副市長から、「住み慣れた地域で安心して暮らしていけることの実現を目的とした地域包括ケアシステム『ふくしあ』」の取組の説明を受け、こどもから高齢者まで垣根のない掛川市の総合支援体制を「世界的にも先進的な取組であり、感動した。」と称えられました。 |
掛川市地域保健医療支援センターふくしあを訪問 |
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三島市を訪問 |
その後、三島市も訪問され、副市長から「スマートウエルネスみしま」の取組について説明を受けられました。 民間企業とコラボレーションしたまち全体の取り組みを「米国では聞いたことがないしくみ、革新的で素晴らしい」と称え、「静岡県の健康寿命日本一の取組に感銘を受けた。」と感想を述べられました。 |
本県や、県内の取組が、海外の方にも好感を持っていただけることを喜ばしく思います。
今後とも、市町や関係者と一体となって、健康長寿の都「ふじのくに」づくりを進めてまいります。
お問い合わせ
健康福祉部健康局健康増進課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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