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団塊の世代が全て75歳以上となる2025年に向けて、県民一人ひとりが、地域において、医療と介護を育む一員としての役割を担っていくことが、とても大切です。
このことへの理解を広めるため、日頃、地域医療を支える活動をされている団体の皆様と共催で、12月20日に浜松市内で、「静岡県の医療と介護を育む」をテーマに、一般・高校生を対象としたシンポジウムを開催しました。
基調講演では、テレビ番組等にも出演され、また、日頃、総合診療科のドクターとして御活躍中の、大阪医科大学附属病院総合診療科科長である鈴木富雄先生をお招きして、「超高齢社会を生きるために~総合診療医からのメッセージ」と題して、御講演をいただきました。豊富な経験に裏付けられた説得力のある鈴木先生のお話に会場全体が惹きこまれ、参加者の多くが、超高齢社会を皆が健やかに過ごしていくためには、地域全体で協力していくことが必要だとあらためて感じられたと思います。
一般向けの講演では、浜松医科大学医学部医学科地域医療学講座の特任教授である山岡泰治先生から、「出世大名家康くんと学ぶ医療と介護の適切な利用」と題して御講演をいただき、出世大名家康くんとのユーモラスな対話を通して、医療と介護を育むために日頃からできる行動について理解を深めました。 |
300名を越す参加者で会場はいっぱいに! |
高校生による採血模擬体験、上手くできたかな! |
また、医療と介護に関する体験講座では、高校生向けの採血模擬体験、高齢者擬似体験、AED講習を、グループごとに体験しました。 参加した高校生からは、「医療職に興味を持ちました。」、「地域医療がいかに大切かわかりました。もっと知るように努力したい。」という声が聞かれました。 |
県では、引き続き、医療や介護について理解を深める機会を提供し、適切な医療・介護サービスの提供体制の確保に努めてまいります。
お問い合わせ
健康福祉部医療局医療政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2417
ファックス番号:054-221-3291
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