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平成25年6月に発表された厚生労働省研究班調査によると、全国の65歳以上の高齢者のうち、15%の方が認知症と推定され、その数は平成24(2012)年時点で462万人と算出されています。この推定値を平成26年4月の本県の高齢者人口98万1千人に当てはめると、約14万7千人の方が認知症と推計されます。
高齢化の急速な進行により、今後も認知症の方が増加することが見込まれていることから、県及び県内各市町では、「認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる社会づくり」のための取組を進めています。
認知症のことや介護・福祉・医療に関することなど、どこに相談していいかわからない場合は、まずは、お近くの「地域包括支援センター」に御相談ください。
認知症の診断や治療は、かかりつけ医を受診し、必要に応じて専門医を紹介してもらうという流れが基本となります。県及び静岡市・浜松市では、かかりつけ医を対象とした認知症診断の知識・技術、患者・家族への対応等の研修を実施するとともに、かかりつけ医への助言その他の支援を行ったり、地域における認知症医療の連携推進役となる認知症サポート医を養成しています。
県内6か所の認知症疾患医療センターでは、認知症の鑑別診断や専門医療相談等を実施しています。認知症疾患医療センターの受診にあたっては、事前予約が必要です。なお、原則かかりつけ医等からの紹介が必要となりますので。必ず事前に電話で確認してください。
県では、認知症の方や介護されている家族等の悩みや疑問にお答えする電話相談(認知症コールセンター)を週3日実施しています。どんなことでもかまいません。気軽に御相談ください。
県では、認知症の人と家族、医療や介護の専門職が情報を共有する認知症連携パス「ふじのくに”ささえあい”手帳」を作成し、病院・診療所、介護事業者、市町等の協力を得て、全県での普及を図っています。
県内各地で、認知症の人と家族の会、介護家族の会、介護者の集い等が実施されています。同じ経験をしている同士が悩みを話しあったり、情報交換をしたりする場です。開催時期、活動内容等は、地域によって異なりますので、別添を御参照ください。
認知症カフェは、認知症の人やその家族、医療や介護の専門職、地域の人など、誰もが気軽に参加できる「集いの場」です。設置者は、市町や地域包括支援センター、医療機関や介護事業所、NPO法人、ボランティアなど様々な団体に取組が広がっています。開催時期、活動内容等は異なりますので、別添を御参照ください。
若年性認知症に関して
県内市町の認知症施策取組状況を取りまとめたので、公表します。
公表した項目は以下のとおりです。
お問い合わせ
健康福祉部健康局健康増進課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2442
ファックス番号:054-221-2142
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