ホーム > 健康・福祉 > 社会福祉・高齢者福祉 > 福祉指導課トップページ > 平成28年度介護ロボット技術・ICT導入状況アンケート調査結果について
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県では、今後の介護保険施設等のサービス向上や職場環境の改善等に活かすことを目的として、平成28年10月に、県内の介護保険施設等入所系583事業所に対し、介護ロボット技術・ICT(情報通信技術)に係る導入状況調査を実施し、201事業所から回答を得ました。
回答のあった施設のうち、介護ロボット技術・ICTを導入している施設は68施設(33.8%)で、導入施設は、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設)が比較的高い結果となりました。
区分 | 対象数 | 回答数 | 回答率 | うち導入 | 導入率 |
---|---|---|---|---|---|
介護老人福祉施設 | 248 | 97 | 39.1% | 41 | 42.3% |
介護老人保健施設 | 125 | 48 | 38.4% | 12 | 25.0% |
介護療養型医療施設 | 24 | 7 | 29.2% | 2 | 28.6% |
特定施設入居者生活介護 | 125 | 32 | 25.6% | 8 | 25.0% |
地域密着型特定施設入居者生活介護 | 17 | 6 | 35.3% | 0 | 0.0% |
地域密着型介護老人福祉施設 | 44 | 11 | 25.0% | 5 | 45.5% |
計 | 583 | 201 | 34.5% | 68 | 33.8% |
介護記録支援システムなどのICT機器の導入率が高く、移乗介助機器、コミュニケーションロボットなど介護ロボットについても導入が進み始めている。
区分 | 介護記録支援システム | 勤怠管理 システム |
入浴支援 機器 |
移乗介助 機器 |
コミュニケーションロボット | 移動支援 機器 |
---|---|---|---|---|---|---|
介護老人福祉施設 | 32 | 22 | 15 | 8 | 5 | 0 |
介護老人保健施設 | 8 | 8 | 4 | 1 | 0 | 0 |
介護療養型医療施設 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
特定施設入居者生活介護 | 2 | 4 | 1 | 2 | 2 | 1 |
地域密着型特定施設入居者生活介護 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
地域密着型介護老人福祉施設 | 2 | 2 | 3 | 1 | 1 | 0 |
計 | 45 | 37 | 24 | 12 | 9 | 1 |
導入施設に対する割合 | 66.2% | 54.4% | 35.3% | 17.6% | 13.2% | 1.5% |
主なものは、「職員の負担軽減(94.1%)」、「介護サービスの向上(73.5%)」、「職場のイメージアップ(13.2%)」であった。
効果があったと回答した施設は、60施設(88.2%)で、その理由の主なものとして、ほとんどの施設は「職員の負担軽減」を上げており、その他は「情報共有によるサービスの向上」、「時間短縮や効率化」などがあった。
導入していない理由として、「導入経費が高額であること。(66.2%)」が最も多く、「導入効果がわからない。(58.6%)」、「使いこなすのが難しい。(39.1%)」の順であった。
調査の概要は以下のとおりです。
調査事項 | 介護ロボット技術・ICT導入状況調査 |
調査対象 | 583事業所(県内の介護保険施設ほか) |
回答数(回答率) | 201事業所(34.5%) |
調査時点 | 平成28年10月1日 |
調査方法 | 記名式による電子メール調査法 |
導入機器の例は以下のとおりです。
介護ロボット
移乗介助(装着型) | 介助者の抱え上げ等の負担を軽減する装着型の機器 |
移乗介助(非装着型) | 介助者の抱え上げ等の負担を軽減する非装着型の機器 |
移動支援 | 高齢者の移動や立ち座りを補助する歩行支援機器 |
入浴支援 | リフト等により浴槽に出入りする際の一連の動作を支援する機器 |
コミュニケーションロボット | 人工知能で利用者と会話する機能等を有するロボット |
ICT(情報通信技術)
介護記録支援システム | 介護の記録を効率的に行うための支援システム |
勤怠管理システム | 勤怠管理、給与計算等を効率的に行うための支援システム |
お問い合わせ
健康福祉部福祉長寿局福祉指導課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3770
ファックス番号:054-221-2142
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