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ホーム > 健康・福祉 > 健康・医療 > こども家庭相談センタートップ > 発達障害者支援センタートップ > 発達障害とは

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更新日:平成24年3月2日

静岡県発達障害者支援センター(診療所あいら)

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発達障害とは

 

発達障害についてはこちらでもご覧いただけます→発達障害情報センターホームページ

 

発達障害の概念

発達障害については研究途上にある障害なので、原因もまだ解明されていませんし、障害の枠組みについての考え方や診断名も、いろいろあります。そこがわかりにくいところですが、今後研究が進み、明らかになっていくことでしょう。確定診断がつかない場合には「傾向がある」ということで可能性を示すことがあります。それぞれの発達障害の状態の境界線がはっきりしないために「自閉症スペクトラム(連続体)」としてみる考え方もあります。標準的に世界で用いられている医学的な基準としては、「ICD-10」「DSM-4 -TR」の二つがあります。

診断名だけではなく、発達障害のある方の様子をよく見て、その方の特性に合わせた支援をしていくことが一番重要です。


総合支援部では、発達障害者支援法で定義されている発達障害児者が支援の対象になりますが、
  1. 行動面の発達障害=広汎性発達障害(自閉性障害)
    AD/HD(注意欠陥/多動性障害)
  2. 認知面の発達障害=LD(学習障害)
    を持つ方が中心になっています。同じ方でもさまざまな症状が微妙に重なり合っていたり、年齢や環境により状態像に変化が見られたりするので、診断が変わることもあります。併せ持つことも多くあります。

広汎性発達障害(自閉性障害)、AD/HD(注意欠陥/多動性障害)、LD(学習障害)
「発達障害」の概念は
  1. 脳の中枢神経系の機能の発達の障害である(もともと持っている)
  2. 乳幼児期に発症する(生まれつきであるが、気付くのがその時期)
  3. 安定した経過をとる(特性はずっと持ったまま、成長していく)
ということです。

1.【広汎性発達障害(自閉性障害)】

「広汎性発達障害」アスペルガー症候群・高機能自閉症小児自閉症などコミュニケーションがうまくできない、こだわりがあるなどを主な問題とします。
知的障害はある場合もない場合もあります。感覚的異常を持つことも多く見られます。
「アスペルガー症候群(アスペルガー障害)」
「高機能自閉症」
「小児自閉症」
などを含みます。
以下の3つの特徴を持ちます。

<社会性>

人に共感したり、場の状況を読んだりすることが苦手であり、対人関係をうまく作ることが できないため、集団行動が取りにくいことが多いです。

<意思伝達>

コミュニケーションがうまくできず、相手を誤解したり、自分が誤解されたりすることが多 くあります。言葉がない場合もあります。言葉があっても会話が成り立たないこともあります。言葉の意味の取り違えもよくあります。

<興味・関心>

特定のものに強いこだわりがあることが多く、道順や手順が変わることに抵抗が強かったり、「これはこうあるべき」という思い込みが強く融通が利かなかったりします。応用するこ とができず、杓子定規に物事を受け止めがちです。
簡単に言うと「物の感じ方や考え方、理解の仕方が、異なっている」ので、ご本人がどう物事を受け止めているのかを、周囲が理解することが一番重要です。
得意なことを生かして研究者や学者、芸術家になる人もいます。社会的適応能力を身につけることで困難が減り、より安定した豊かな生活をしていくことが可能です。そのための支援をしていきます。

2.【AD/HD(注意欠陥/多動性障害)】

落ち着きのなさを主な問題とします。知的障害はある場合もない場合もあります。

<衝動性>

我慢することが苦手で、少しでもいやなことがあるとその場からとび出す、物を投げる、壊す、暴力を振るうなどの衝動的な行動が見られます。

<多動性>

じっと座っていることができず、すぐに立って歩いたり、話を静かに聞けなかったりすることがあります。

<不注意>

注意力や集中力が散漫になりやすく、忘れ物やなくし物が多かったり、うっかりミスが目立ったりすることがあります。
上記の3つの項目の中で、全てに当てはまる人もいれば、ある項目が特に優位になる人もいます。特性に合わせた支援があれば、年齢とともに落ち着いてくることが多いです。ひらめきがあったり、行動の切り替えのよさがあったりするので、事業家になって成功する人もいます。

3.【LD(学習障害)】

全般的な知的発達の遅れはなく、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」の能力の中で、いくつかのものの習得が困難な状態をいいます。
医学診断と、教育現場でいう学習障害とでは概念が少し違っています。
ここでは、より支援に役立つことを目的とするので、教育での学習障害の解釈に沿っていうと、広汎性発達障害やAD/HDの場合、ほとんどの方が認知発達に偏りがあるので、学習障害の状態を呈することになります。

<聞く>

例えば、
・指示の聞き漏らしが多い。
・集団場面になると指示が聞けなくなる。

<話す>

例えば、
・言いたいことをうまく伝えることができない。

<読む>

例えば、
・本読みで、すぐつかえてしまう。

<書く>

例えば、
・漢字、英語がなかなか身につかない。

<計算する>

例えば、
・繰り上がりの足し算ができない。

<推論する>

例えば、
・図形の問題ができない。
・方向がよくわからなくなる。

学校教育においては、結果として、国語や算数などの学習につまずきが出てきます。 怠けているわけではなく、認知の問題を持っているので、特性に応じた配慮が必要です。得意なことを伸ばすこ とで、自己実現をしている人が多くいます。

無断転用を禁じます

このイラストは、ボードメーカーのピクチャーコミュニケーションシステム(PCS)を使っています。ことばのみでのコミュニケーションが難しい方に、PCSなどを使ってコミュニケーションボードを作成することで、コミュニケーションが取りやすくなります。ボードメーカーは、Mayer-Johnson社の商標です。(日本では、株式会社アクセスインターナショナルで扱っています)。

 

発達障害についてはこちらでもご覧いただけます→発達障害情報センターホームページ

お問い合わせ

静岡県こども家庭相談センター

静岡市駿河区有明町2番20号

電話番号:054-286-9038(総合支援部)

ファックス番号:054-286-9098

メール:sogo-shien@pref.shizuoka.lg.jp

こちらは問合せ専用のアドレスです。発達障害のご相談は電話でお受けしています。

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