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ホーム健康・福祉健康・医療東部食肉衛生検査所壊疽性乳房炎

平成20年4月1日 更新
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牛の壊疽(えそ)性乳房炎

病原

大腸菌群、黄色ブドウ球菌、クロストリジウム属菌等の細菌、化膿桿菌等

症状

乳房炎になった乳牛は乳量が減少したり衛生的な乳を生産することができず、本症は酪農家にとって大変厄介な病気の一つです。

乳房炎を説明する前に、乳房について簡単に説明します。乳房は乳を作る「乳腺」と言われる分泌腺と、それの周囲を囲む「乳腺間質結合組織」でできております。

乳房炎とは、乳腺または乳腺間質結合組織に前述の細菌が感染し炎症が起こる病気です。

壊疽性乳房炎は乳房炎の中でも甚急性で分娩後数日以内に発症し、乳房組織の広範な破壊と敗血症による全身症状を呈し、死亡率が高い病気です。

生体での壊疽性乳房炎の特徴として、乳房の皮膚面が斑状に暗赤色(この状態を「チアノーゼ」と言います)になっていること、また触ると硬いことです。
本症にかかった牛は、多くの場合敗血症などを呈しているため食用になりません。


正常な牛の乳房外観


壊疽性乳房炎の乳房外観
(この症例の場合チアノーゼは著しくないが硬結による乳房の変形が認められた)


上乳房の断面


上乳房の断面

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