静岡県教育委員会

“ふじのくに”の未来を担う「有徳の人」づくり

静岡県のスマホルール

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ページID1032044  更新日 2024年2月27日

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携帯電話を持つふじっぴー

県教育委員会では、子供たちのインターネットに起因するトラブルを未然に防止するため、各家庭で話し合ってルールを決めることを推奨しています。家庭でのルールづくりの一助とするため、県教育委員会では、6つのルールを決めています。

参考資料として、「親子で話そう!!わが家のスマホルール」ワークシートを作成しました。県内の新小学6年生、新中学1年生の全家庭に配布します。(令和5年度)

静岡県が考えた6つのスマホルール

1.ネットを使うときはフィルタリングを利用しましょう!

お子様にスマートフォン等を使用させる際、フィルタリング設定が必要(努力義務)なことはご存知でしたか?子供が安心してネットを利用できるよう、保護者にも、法律や条例でフィルタリングに関する義務が定められています。

2.友達を傷つける書きこみはやめよう!

文字だけの会話では、気持ちが十分に伝わらず、意味が真逆に読み取られてしまい、トラブルに発展することがあります。メッセージを送る前に文面を読み返してみたり、絵文字やスタンプを活用するなど、気持ちが正しく伝わるような工夫をしてみましょう。

軽い気持ちで投稿した攻撃な言葉(誹謗中傷)が名誉毀損や侮辱罪などの罪になることもあります。匿名の投稿であったとしても、誰が書き込んだかは特定することができます。リツイートなどの再投稿でも、誹謗中傷に加担したとみなされて、刑事・民事的な責任を負う可能性があります。

3.使いすぎないように気をつけよう!

学習にも活用が広がってきたネットですが、長時間や夜遅い時間の利用は視力や姿勢、睡眠などに影響すると言われています。「30分使ったら少し目を休める」「夜○時までは使用できる」「使い過ぎないようリビングで使用する」など健康にも気にかけながら使い方を工夫してみましょう。

4.ネットで画像や動画を公開するときは気をつけよう!

SNSなどネット上に投稿した写真や動画から、生活範囲が知られてしまうケースがあります。トラブルに巻き込まれないために、カメラの設定「位置情報オフ」や閲覧者を限定するなど、個人情報が伝わらない工夫をしましょう。

5.情報を見きわめよう!

SNSにおける「いいね」やフォローなど、ネットを使えば使うほど、個人の趣味にあう情報が目立つようにカスタマイズされていきます。目にする情報が偏ることから「自分の考えは常識」という感覚が強くなりがちになります。ネット上の情報は、情報そのものが誤っていることや意図的に作られたウソの情報であることがあります。他の情報との比較や、発信元の確認、いつ頃書かれたものか確かめるなど多角的に確認することが重要です。

6.法律を守ろう!

著作権法

マンガや映画など他人の著作物を許可なくネット上に公開した場合だけでなく、違法に配信されているものと知りながらダウンロードした場合、個人で楽しむ範囲であっても、2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方)が科せられることがあります。

児童ポルノ禁止法

児童に裸を撮影させ、SNSで画像を送信させるなど、児童ポルノを製造した場合は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金となります。自己の性的好奇心を満たす目的の所持も処罰の対象です。18歳未満のわいせつな画像等は持っているだけで法律違反となる可能性があります。

ネット上に公開されてしまったら削除は困難です。撮らない・撮らせない・欲しがらないことが大切です。

相談機関、ネット依存でお困りの方へ

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会社会教育課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3160
ファクス番号:054-221-3362
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