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平成30年度の『地域における通学合宿等事業費補助金』の申請を募集しています!
平成29年度も、多くの地域で通学合宿が実施されました。(実施一覧)(PDF:61KB)
平成30年度の地域における通学合宿等事業費補助金の申請受付は、平成30年4月4日から開始しました。
今年度も更なる実施箇所の拡大を目指し、180か所での実施を目標に実施団体を募集します。
(補助金の詳細は、次の「補助事業の概要」を御覧ください。)
学年の異なる小学生が、地域の宿泊可能な施設(公民館・集会所・青少年施設・高校の生活館など)を拠点として、家庭から離れ、共同生活しながら通学する体験活動です。これに加え、平成28年度より学年の異なる小学生及び中学生が、防災に関する取組を行う防災体験合宿も実施が可能となりました。
その企画・運営は、地域の大人が協力して実施します。
<ねらい>
対象 | 内容 |
---|---|
子供 |
異年齢の子供たちが共同生活することにより、社会の中で自己を律しながら生きる力(責任感・協調性・他人を思いやる力・規範意識・我慢する力など)を育てる。 |
地域 |
PTA・自治会・ボランティア団体等が協働することにより、地域教育のネットワークの拡大を図り、地域の子どもは地域ではぐくむ機運を高める。 |
家庭 | 親にとって“子離れ”を体験するこの期間を、我が家の家庭教育を見直す機会とする。 |
事業形態 |
県の補助事業 (担当:静岡県教育委員会社会教育課) |
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補助率 (額) |
新規事業 |
短期合宿(1泊):補助率10分の10、上限6万円 中期合宿(2泊以上5泊以下):補助率10分の10、上限12万円 長期合宿(6泊以上):補助率10分の10、上限27万円 |
継続事業 |
短期合宿(1泊):補助率10分の10、上限4万円 中期合宿(2泊以上5泊以下):補助率10分の10、上限6万円 長期合宿(6泊以上):補助率10分の10、上限20万円 |
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補助対象となる団体 |
PTA、自治会、子供会、青少年関係団体、地域教育推進協議会、学校評議員などの関係者から構成する実行委員会など、通学合宿の継続的な実施が可能な団体 |
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補助対象となる経費 |
通学合宿等事業に要する経費 ただし、おかし・ジュース・おもちゃ・備品・その他事業の主旨にそぐわない物品の購入を除く |
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条件 |
通学合宿
防災体験合宿
詳細については「通学合宿(リーフレット)」(PDF:2,006KB)を御覧ください |
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その他 |
実施にあたっては、子供たちが異年齢・異世代間交流を通じて協調性や思いやりの心が育まれるよう配慮すること。また、地域の方々にボランティアとして協力していただくなど、幅広い参加が得られるように配慮すること。 |
地域における通学合宿等事業費補助金交付要綱(PDF:101KB)
申請書は、次の記入例をダウンロードし、内容を修正しながら作成すると簡単です。
(通学合宿)
(防災体験合宿)
(通学合宿)
(防災体験合宿)
注1)概算払で事前に補助金を請求する場合は、資金計画書(様式第4号)も併せて提出してください。
注2)補助金申請者と振込先口座名義人が異なる場合、委任状が必要となります。
1、補助金申請書を作成する際のポイントをまとめたマニュアルです。申請書を作成する前に御一読ください。
2、安全管理のポイント等をまとめた手引きです。
3、初めて実施しようという方に、通学合宿の実施の流れを解説した手引きです。
通学合宿の手引き~通学合宿はじめの一歩~(PDF:899KB)
4、特徴的な活動をしている10団体の事例を紹介した事例集です。
5、通学合宿とは何かをコンパクトにまとめた、広報用のリーフレットです。
今年度の最終の申請書受付日は、平成31年1月31日(木曜日)(消印有効)です。
平成17年度に設置した「創知協働人づくり推進県民会議」少子化部会では、「ふれあいと交流により、自分や他者を尊重し、自信と責任を持った子供の育成」について検討が行われました。その一つとして「学校を核とした新たな地域コミュニティを構築し、子供の協調性や規範性を育成する異年齢集団による『通学合宿』などの実施」が提言されました。
この提言を受け、県教育委員会では、18年度に108か所、19年度に116か所、20年度に132か所、21年度に134か所、22年度に162か所、23年度に155か所、24年度に162か所、25年度に144か所、26年度に139か所、27年度に130か所、28年度に152か所、平成29年度に157か所で実施された通学合宿を支援してきました。これまでに、延べ48,000人以上の子供たちが体験し、その運営に42,000人以上の地域の方々が携わりました。まさに「地域の子供は地域で育てる」取り組みが、全県で実施されています。
「通学合宿」は、地域の宿泊可能な施設で、異年齢集団による共同生活を行いながら通学するものです。
この取組のなかで、食事の準備や掃除などの基本的な生活体験を子供たち自身が共同で体験することにより、集団生活への適応力、生活技能などを身につける機会となります。
「防災体験合宿」は、学校等の避難所施設で、異年齢集団による共同生活をしながら防災に関する取組を行うものです。この取組のなかで、学校等を避難所とした生活体験をすることにより、地域で支えあう「共助」の大切さを学び、地域の一員としての自覚を身につける機会となります。
また、この取組を通じて、地域ネットワークの拡大を促すとともに、地域の教育力の向上につながるものと考えています。
継続的または特徴的に実施された10の事例について、冊子にまとめました(上の参考となるマニュアルにある事例集を御覧ください)。
これから実施を検討されている方、実施の見直しをお考えの方は、きっと参考になるはず!
冊子をお求めの方は、下記連絡先までお問い合わせください。
市町の行政、学校、地域の各関係者(地域コーディネーター、ボランティア等)を対象とした学校・地域の連携推進研修会で通学合宿・防災体験合宿の広報および事例紹介を実施しました。
静岡県男女共同参画センター(あざれあ):平成29年7月28日(金曜日)
袋井市月見の里学遊館:平成29年8月7日(月曜日)
道の駅「開国下田みなと」:平成29年8月8日(火曜日)
コミュニティながいずみ:平成29年8月22日(火曜日)
函南町文化センター:平成29年8月23日(水曜日)
午後1時から午後4時まで
静岡県のすすめる「有徳の人づくり」に御理解いただき、地域の教育力の再生のため、静岡県遊技業協同組合様より寄附をいただきました。静岡県の未来を担う子どもたちのために有効に活用させていただきます。
平成29年6月8日(木曜日)に開催された静岡県遊技業協同組合総会において、理事長冨田様から目録が贈呈されました。また、静岡県教育長より感謝状を冨田理事長へ贈呈しました。
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