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ホーム > 教育・文化 > 文化・スポーツ > 静岡県教育委員会文化財保護課 > しずおか文化財ウォーク > 静岡-県都を彩る歴史絵巻【しずおか文化財ウォーク】

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更新日:平成22年3月28日

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静岡 県都を彩る歴史絵巻

今川、徳川氏の栄枯から近代まで

今川、徳川を中心とした史跡が多く点在する静岡市。午前中にバスや車を利用して久能山東照宮を拝観し、午後は市中のコースを歩いて回れば、一日たっぷり楽しめる。市中心部は一乗車100円という便利な周遊バスも運行されているので、上手に活用したい。幾多の戦火をくぐりぬけ、いにしえの息吹を今に伝える文化財の価値をいま一度、実感してみよう。

このコースのハイライト

久能山東照宮 臨済寺 静岡浅間神社 賤機山古墳 駿府城址 静岡市役所本館静岡県庁本館 新光明寺別院の阿弥陀如来立像 清水寺

散策マップ1

文化財の宝庫! 久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)


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JR静岡駅または新静岡バスターミナルからバスで30分。徳川家康を祀る久能山東照宮へ行くには、国道150号久能海岸の久能山下バス停で降りて1159段の石段を上がるか、日本平までバスで上がってロープウェイで行くか、2つの方法がある。石段コースはかなりの運動になるが、眼下に駿河湾の絶景が楽しめる。

ひと汗かいたところで朱塗りの権現造りの社に到着。総漆塗り、極彩色の豪華な社殿群が目の前にそびえる。15棟の諸建造物が国の重要文化財。日光東照宮に先んじた江戸初期の代表的な建造物である。久能山はもともと7世紀推古天皇の時代に久能忠仁が観世音菩薩を安置して久能寺を開いたのが起源で、330坊が立ち並ぶ名刹だった。武田氏の進行で久能城が築かれ、寺は清水の鉄舟寺に移転。武田氏滅亡後は徳川家領地となり、家康がその遺言によって葬られた。東照宮は二代将軍秀忠が険しい山頂に1年7ヵ月という短い期間で造営し、家康を東照神君として祀ったものである。

社務所前の久能山東照宮博物館は徳川歴代将軍の武具や刀剣類、関連の書画、古文書など国宝・重要文化財75種277点を含む2000点余りを収蔵する日本屈指の歴史博物館。お参りの後はぜひ立ち寄りたい。


所在地: 静岡市駿河区根古屋390
電話番号:
社務所 054-237-2438
博物館 054-237-2437

 

散策マップ2


家康幼少の修行寺 臨済寺(りんざいじ)


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JR静岡駅からバスで20分、臨済寺は今川家の人質となっていた幼少の徳川家康が預けられた寺。武田や徳川の兵火で二度焼失したが、後に家康によって再興された。庭園は国指定名勝、本堂は国重要文化財。修行寺のため一般の拝観はできない。


所在地: 静岡市葵区大岩町7-1

 

一千年の至宝 静岡浅間神社


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臨済寺から麻機街道を南へ直進、徒歩10分で“おせんげんさん”こと静岡浅間神社に着く。

神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖(おおとしみおや)神社の三社からなる。今川家初代範国は駿河守護になった年に参拝し、能役者観阿弥が能を奉納、徳川家康もここで元服式を行ったという格式ある神社だ。

文化元年(1804)から60年かけて建築された漆塗り極彩色の社殿群は国重要文化財。境内には家康が元服したときの着初めの腹巻きや賤機山古墳出土品などを展示した静岡市文化財資料館がある。


所在地: 静岡市葵区宮ヶ崎町102-1
電話番号:
神社 054-245-1820
資料館 054-245-3500

 

古代のロマンに浸る 賤機山古墳(しずはたやまこふん)


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静岡浅間神社の境内から賤機山を少し登ると、こんもりとした緑の円い古墳が見えてくる。直径約32メートル、高さ約7メートルの横穴式石室墳。6世紀頃の有力豪族の墓と考えられ、家形石棺の周囲から出土した豊富な土器や武具類は静岡市文化財資料館に展示されている。


 


よみがえる大御所文化 駿府城址


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浅間通り商店街をぶらり歩きした後は駿府公園でひと休み。

静岡市民憩いの駿府公園は、天正13年(1585)、徳川家康が築城した駿府城の跡。平成元年に巽櫓(たつみやぐら)、平成8年には東御門が復元され、往時の雄姿を想いうかべることができる。園内には鷹を持つ家康の風格あふれる銅像と、お手植えのミカンの木(県指定)がある。桜やツツジの名所としても知られ、市民に親しまれている。


 

 


近代名建築の粋 静岡市役所本館と静岡県庁本館


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江戸大御所時代から一気に昭和にタイムスリップしよう。静岡のシンボル静岡市役所本館と静岡県庁本館は、共に昭和初期、建築家中村與資平の設計によって造られた近代化遺産。平成8年に文化財登録された市役所本館は外壁の随所に施されたテラコッタ(装飾用陶器)や、市の王冠をイメージしたドームなど、スペイン風の造形美が印象的。昭和9年作とは思えない斬新で画期的なデザインだ。
平成13年に登録された県庁本館は昭和12年に完成した帝冠様式の4階建て建物。欧風の外壁に和風の特殊瓦をのせ、正面中央だけ赤褐色の瓦の塔屋を設けて5階建てとし、塔頂を社寺建築風にデザインした和洋折衷の風格ある建造物である。

所在地:
静岡市役所静岡市葵区追手町5-1
静岡県庁静岡市葵区追手町9-6

エピソード
県庁本館建築秘話
静岡県庁は静岡市役所を設計した浜松市出身の中村與資平の設計とされているが、実は設計料が高すぎたことから懸賞募集することになり、400点の応募作品の中から選ばれたデザインの基本構想を取り入れ、中村が実施設計を行ったもの。日本古来の手法を生かそうとヨーロッパ調の外壁に瓦屋根をのせ、正面中央だけを5階建てにして社寺風の塔頂に仕上げ、威厳を醸し出している。いわゆる「帝冠様式」と呼ばれる様式で、日中戦争が始まった昭和12年(1937)完成という時代の精神も表現されているようだ。

 



駅前ビルでお宝発見! 新光明寺別院の阿弥陀如来立像(しんこうみょうじべついんのあみだにょらいりゅうぞう)


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JR静岡駅前の松坂屋北館向かいにキングサイズの紳士ブティックがある。そのビルの6階に浄土宗新光明寺別院があり、国の重要文化財に指定された阿弥陀如来立像が祀られている。同寺は貞永元年(1232)法然上人の法孫・源誉上人が創建したと伝わる。阿弥陀如来立像は奈良西方寺の快慶作阿弥陀如来立像と酷似していることから快慶作と推察される。

凛とした切れ長の目、胸部から腹部にかけての豊かな質感はいかにも快慶作品らしい。拝観はいつでも無料でできるというのもうれしい。


所在地: 静岡市葵区伝馬町11-3
電話番号: 054-253-6231

エピソード
山本泰彦さん
山本住職は阿弥陀さまが重要文化財級の仏像とは知らず、静岡大火に遭ったときは台座を背負って逃げたという。寺を足久保へ移転する際、指を一本折ってしまったときも簡単にとめておけばいいと思っていたが、奈良の仏師・松久朋淋氏に見せたところ、「快慶作ではないか」と驚きの返事。X線で調べた結果、胎内に五輪塔があり、昭和60年に重要文化財に指定された。
戦国の世から何度も戦火に遭い、近年、静岡大火や第二次大戦の空襲で寺が焼失したときも生き延びた阿弥陀さま。台座に破損・修繕の痕があり、作者の署名が失われたため、快慶作と確定は出来ないものの、その存在は時代を超越し、普遍の価値を伝えているようだ。「文化財を秘仏にするのはおかしい。多くの人に見ていただくのが本来の姿」という住職の心遣いもありがたい。

 


今川・徳川ゆかりの寺 清水寺(きよみずでら)


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伝馬町通りを東へ20分ほど歩くと“きよみずさん通り”とぶつかる。左折して静岡鉄道の踏切を越え、少し歩くと清水寺に着く。今川義元が兄氏輝の遺志を受け、家臣朝比奈丹波守元長に命じて創建させ、徳川家康が観音堂や厨子を建立し、家光も伽藍の修築をした今川・徳川ゆかりの寺である。鐘楼は蓮をモチーフにした支柱が意匠に優れ、平成11年の本堂の登録に続き、12年に国の有形文化財に登録された。本堂、鐘楼とも同じ設計者。東洋建築を学んだことが如実に現れている。


所在地: 静岡市葵区音羽町27-8
電話番号:054-246-9333
静岡鉄道音羽町駅から徒歩1分

 

お問い合わせ

教育委員会事務局文化財保護課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2554

ファックス番号:054-250-2784

メール:kyoui_bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp

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