少年非行概況

令和6年中の少年非行の状況

1検挙・補導人員に占める少年の割合

県内の検挙・補導人員のうち、少年は10.3％を占めています。
検挙・補導した少年を学職別に見ると、中学生・高校生が全体の約5割を占めています。

※　少年：20歳未満の者

2少年の検挙・補導人員

令和6年中に検挙・補導した少年は721人で、前年から31人減少しています。

刑法犯の検挙・補導人員が増加しています。

「犯罪少年」とは…

14歳以上で罪を犯した少年

「触法少年」とは…

14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年

	令和6年	令和5年	増減
総数(人)	721	752	↓
刑法犯	614	585	↑
犯罪少年	446	464	↓
触法少年	168	121	↑
特別法犯	107	167	↓
犯罪少年	96	162	↓
触法少年	11	5	↑

3主な罪種別、法令別の少年検挙・補導人員

（1）罪種別の検挙・補導人員（刑法犯）

刑法犯で検挙・補導した少年は614人で、前年から29人増加しています。罪種別で見ると、窃盗犯（万引き、自転車盗など）及び、知能犯（詐欺など）、風俗犯（不同意わいせつなど）の増加が顕著となっています。

【刑法犯】	令和6年	令和5年	増減
総数(人)	614	585	↑
凶悪犯	16	23	↓
粗暴犯	120	149	↓
窃盗犯	315	305	↑
知能犯	33	11	↑
風俗犯	41	22	↑
その他	89	75	↑

（2）法令別の検挙・補導人員（特別法犯）

特別法犯で検挙・補導した少年は107人で、前年から60人減少しています。法令別で見ると、軽犯罪法（業務妨害など）が増加となっています。

【特別法犯】	令和6年	令和5年	増減
総　数　(人)	107	167	↓
児童買春・児童ポルノ禁止法	30	73	↓
大麻取締法	24	31	↓
迷惑行為等防止条例	6	20	↓
軽犯罪法	20	18	↑
青少年環境整備条例	2	5	↓
覚醒剤取締法	3	3	↓
廃棄物処理法	2	3	↓
その他	20	14	↑

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