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更新日:平成27年4月16日

「生徒に怪我を負わせてしまった!」と電話がかかってきたら…

ケース1もう、おしまいだぁ!

 ケース1 もう、おしまいだぁ!

ある日の午後、男から電話がかかってきました。私が電話に出ると、男は「教育委員会ですが、佐藤(仮名:娘の姓)先生が事故を起こしました。私は驚き、「どんな事故ですか?」と尋ねると、「平手打ちで子どもを殴り、指が目に入ったので目玉を傷つけてしまった。」と男は答えました。それを聞いた私は「もう、おしまいだぁ!」と心の中で叫びました。私が「子どもさんの様子はいかがでしょう?」と尋ねると、男は「今病院に行っているが、目玉に2mmの傷を付けてしまったようだ。一生償っていかなければならない。」と答えました。それを聞いた私は「ちょっと変だな。なぜこの場で、今後の補償まで話が及ぶのかなぁ。」と不審に思い、以前書き留めておいた詐欺を思い出しました

私はそこで、「教育委員会というと、静岡ですか?浜松ですか?」と訊いてみると、「静岡です。」とのこと。私の疑いは更に深まりました。なぜなら、浜松の教員が静岡まで出向いてくるのは不自然だからです。そう思った途端、勇気が沸いてきましたが、同時に不安も感じました。「ウチの娘はどこにいますか?」と尋ねると、男は「今ここに居る。」と答えるものの、しきりに弁護士と替わろうとしました。私は「弁護士に替わられたら、法律用語で一方的にまくしたてられてしまう。」と感じ、「教育委員会のどちら様ですか?」と尋ねると、男は「中山」と名乗りました。

この辺りで、私は「絶対に詐欺だ」と確信し、こちらからは絶対に学校名や娘の名前などを言わないようにと誓いました。そして今度は「校長先生は居ますか?」と尋ねてみると、男は「おりますが、弁護士さんも…。」とさらに、弁護士と替わろうとしました。私はそれを無視して「校長先生と話がしたい。」と言うと、「佐々木」と名乗る男が出ました。ここで、ますます「これは詐欺」だという確信が強まりました。本当の娘の勤務する学校の校長は、女性なのです。

再び電話は最初の「中山」を名乗る男と替わり、生徒の親が「警察へ行く前に話し合いたい」と言っているとか、「おばあさんと話しをつけたい」などと言い始めました。

その時、家の中で物音がしたので、「おじいさんが戻ってきたのかな?」とつぶやきました。その後、私が「そちらのお宅の電話番号を教えて欲しい。」と訊き、男が「学校の電話番号ですか?」と答えるやりとりが3回ほど続き、そろそろ疲れてきたなと感じた頃、男が「おじいさんと替わってください。」と言い出したので、私が「今いないけど。」と答えると電話は切れました。

(浜松市南区在住 80歳代女性)

ポイント

体験談イラスト-2

なんてこった!学校の校長が女性だったなんて!しかし、教員が生徒に怪我をさせるなんて、いかにもありそうな事件だろ!聞いた途端、驚きで正常に考えられなくなるもんだよ!

でも、安心するなヨ!今回は事前調査が足りなくて、こんな結果になったけど、オレたちの仲間には詳細な情報を持っているヤツもいるからな。本当の校長先生や職員の名前などを使って電話をかけることもあるかもよ!

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