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更新日:平成26年9月28日

夏に多い富士登山の遭難事故事例

登っている途中で高山病にかかり、頭痛や吐き気がしていたが、我慢して登山を続けていたら、全く動けなくなってしまった。

動けなくなるのはまだ良い方です。早く下山させないと「脳浮腫」や「肺水腫」といった生命に関わる病気を併発することがあります。

下りを急いでいたら、滑って転倒した。

火山灰の積もった富士山は、下りが特に滑りやすくなっています。尻餅をついたところが岩盤だったため、骨折した登山者もいます。

昼間に下山するつもりが、時間がかかりすぎて日没となり、暗くなって道が分からなくなってしまった。

ヘッドランプさえ持っていれば、迷わずに下山できる場合もあります。準備不足を原因とする遭難も多発しています。

日頃の運動不足から、膝関節に負担がかかりすぎ、下りで動けなくなった。

初心者に多い事例です。登山は登りよりも、下りの方が足腰への負担が大きく、遭難事故も下りの方が多い傾向にあります。余裕を持って登頂できるくらいの体力がなければ、安全に下山できません。

自身の汗と雨によって、着ている物がずぶ濡れとなり、低体温症で動けなくなってしまった。

夏とはいえ富士山は日本一高い山で、山頂の気温は下界よりも23度、五合目でも15度低くなっています。可能であれば速乾防湿の肌着と防水透湿性に優れたゴアテックス素材の雨具を用意しましょう。用意できなければ、濡れた衣類をこまめに着替えるようにしてください。

山頂まで一本道だから離れても大丈夫だと思っていたら、はぐれて迷子になってしまった。

結構多いのが、この種の困り事です。大人なら何とかなりますが、子供の場合は、早く発見しないと生命に危険が及ぶことも過去にありました。

元気に登っていたのに、突然倒れて帰らぬ人に…。

富士山は気温が低いばかりでなく、気圧も低い非日常の世界であるため、身体への負担も予想以上に大きくなります。既往症がある方、健康に不安を感じている方は、事前に医師の診察を受けて下さい。

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