管内における茶園基盤整備

志太榛原農林事務所では、農地の集積・集約化や作業効率の改善を目指して茶園の基盤整備を行っています。

区画整理を含む基盤整備工事の進み方

農地中間管理機構関連農地整備事業静波地区（牧之原市）の例

• 区画整理にあたっては、以下の耕作者別色分け図のように、換地という手法を用いて土地の権利関係を整理します。
• 農地を担い手農家に集積・集約化して経営規模の拡大を図ります。
• 段差の解消により乗用型管理機等を導入して効率的な農作業が行えるようにしています。

工事の進み方の一例

区画整理工事は茶樹伐採に始まり、地形修正で耕作土となる貴重な表土が埋没しないよう仮に集積し、段差を無くして畑面を一定勾配とするための整地を行っていきます。これと並行して地下水位を低下させる暗渠排水工を行った後、工事で硬くなった表土を柔らかくするためにかき混ぜる深耕、混層耕を行うとともに、道路等を設置していきます。

茶園基盤整備事業のスケジュール例

区画整理工事も含む茶園基盤整備事業全体では、工事の前後に様々な調整があります。

志太榛原農林事務所で実施中の茶園基盤整備事業

当事務所では他にも以下の地区で茶園基盤整備事業を実施中（一部は完了）です。