静岡県で行われる「いるか追込漁」に対する県の考え方

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ページID1028111  更新日 2024年1月19日

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海に囲まれた我が国では伝統的にイルカ漁を含む捕鯨活動が、食糧確保の観点から行われてきました。私たちの静岡県でもイルカ等の小型鯨類の捕獲が伝統的に行われているとともに、イルカ肉を食する文化が存在しています。
また、世界では我が国のみではなく、ノルウェー、アイスランド、デンマーク、ロシア、米国、韓国、太平洋諸国、カリブ諸国など多くの国々でイルカ類を含む鯨食文化が存在し、これらの国々で現在でも鯨類が食料として大切に利用されています。
さらに、鯨類は魚類と同様に再生産が可能な資源であり、科学的知見に基づきその再生産能力の範囲内で活用すれば、資源を枯渇させることなく持続的な利用が可能です。
このような背景の下、静岡県としてはイルカ等の小型鯨類を含む鯨類の管理について、下記の日本政府の考え方に基づき対応するとともに、毎年水産庁から提示される種類別の捕獲枠内で、漁業調整規則に基づき、「いるか追込漁業」を県知事許可として認めております。

捕鯨問題に関する日本政府の基本的考え方

我が国は、捕鯨問題を、我が国が鯨を資源利用する目的のみではなく、むしろ、世界が野生生物資源を合理的に利用する際の秩序維持に向けた貢献の一環として捉えており、以下の基本的考え方により対処しているところです。

(1)持続的開発の原則の維持

再生産可能な野生生物資源は、国連環境開発会議(UNCED)で合意された持続的開発(SustainableDevelopment)の原則に基づき、管理されるべきであり、鯨類もその例外ではありません。

(2)科学的事実の尊重

捕鯨問題を始め、全ての海洋資源の管理や海洋生態系の保全に関する問題は、感情や一部先進国の世論に基づき解決されるべきではなく、科学的かつ客観的な事実に基づき解決を図るべきです。

(3)食糧問題への長期的対策

今後世界人口の増大に伴い、地球表面の70%を占める海洋は、食糧生産の場としての重要性がより増大すると見込まれます。我が国は、海洋資源管理の経験も多く、世界的な海洋食糧資源の保存・管理にリーダーシップを発揮すべきと考えます。

(4)各国固有の文化伝統の尊重

食習慣・食文化はそれぞれの地域、置かれた環境などにより、歴史的に形成されてきたものであり、相互理解の精神により尊重されるべきです。

このページに関するお問い合わせ

経済産業部水産・海洋局水産資源課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2696
ファクス番号:054-221-3288
suisanshigen@pref.shizuoka.lg.jp