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ホーム > 産業・雇用 > 研究開発 > ふじのくに研究所(研究開発課のページ) > 試験研究10大トピックス

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更新日:平成30年6月28日

静岡県試験研究10大トピックス

10大トピックスとは

静岡県の産業振興や県民生活の質の向上を目的として様々な試験研究を行っている県の試験研究機関において、特に顕著な成果のあった研究を、「静岡県試験研究10大トピックス」として紹介します。

平成29年度静岡県試験研究10大トピックス(詳細をお知りになりたい方は、この見出しをクリックしてください。)

本技術を活用した皮むき中のカキ

本技術を活用した皮むき中のカキ

世界初!!エチレンを利用した果実の簡易な皮むき技術を開発 

[背景]ドライフルーツやジャム、缶詰など多くの果実加工現場では、簡易に皮むきする方法が求められている。

[特徴]植物ホルモンの一つであるエチレンが果実の皮を剥がれやすくする作用があることを世界で初めて見出し、その作用を果実の皮むきに利用した。従来の技術では皮むきできなかったカキ品種に適用できるほか、キウイフルーツ、ニホンナシ、モモなど、エチレンによって成熟が進む果実への適用が期待できる。

[今後の予定]平成30年度から県内果実加工業者等と連携し、本技術で皮むきした果実を原料とした加工品の試作を開始し、技術の実証と普及を図る。

(農林技術研究所果樹研究センター果樹加工技術科TEL:054-376-6155)

オオムギを間作した根深ネギ圃場の様子

オオムギを間作した根深ネギ圃場の様子

IPM(総合的病害虫管理)によるネギ類の安定生産技術の開発 

[背景]人の健康への影響や環境への負荷を軽減するため、IPM(総合的病害虫管理)の実践が求められている。こうした中、県内ではネギ類の栽培に当たり、薬剤防除が難しい病害虫ネギアザミウマの発生が問題となっている。

[特徴]土着のヒメオオメカメムシとコモリグモ類は、ネギアザミウマの天敵であり、ムギ類を間作することによって増加することを明らかにするとともに、ムギ類の間作と農薬を組み合わせた新たな防除技術を開発した。また、葉ネギについては、赤色防虫ネット等の新たな防除法を開発した。

[今後の予定]県農薬安全使用指針・農作物病害虫防除基準に掲載して普及を推進するとともに、農業・食品産業技術総合研究機構のホームページで内容を公開し、普及を図る。

(農林技術研究所植物保護・環境保全科TEL:0558-36-1556)

サイレージ水分自動調整装置

サイレージ水分自動調整装置

国内初!トウモロコシサイレージ(乳酸発酵飼料)の水分自動調整装置の開発 

[背景]飼料用トウモロコシは、栄養成分に富み酪農経営に欠かせない飼料であるが、秋口の台風発生や長雨等により、やむを得ず収穫適期前に収穫されることが多い。収穫適期前のトウモロコシは水分が多く、サイレージ化の過程で栄養成分が余剰水分と一緒に流出してしまうことが課題となっている。

[特徴]最適な水分量のサイレージを製造するため、土壌水分センサーを活用して原料の水分量を測定し、自動で適量の水分調整資材(乾燥飼料)を製造機に投入できる水分自動調整装置を国内で初めて開発した。

[今後の予定]本装置の現地実証試験及び他の飼料作物での運用試験を行い、生産現場への普及を図る。

(畜産技術研究所飼料環境科TEL:0544-52-0146)

おいしさラベル

おいしさラベル

県産銘柄豚肉の「おいしさラベル」を開発 

[背景]県内には、品種や飼料に工夫を凝らした多くの銘柄豚肉が生産されているが、その肉質の特長がわかりづらく、他県産との差別化や消費者へのアピール力が不足している。

[特徴]県内銘柄豚9種の肉質調査や脂肪の分析を行い、一般豚と比較して「ジューシーで柔らかい」、「ヘルシー(脂肪が少ない)」等の特長を明らかにし、銘柄別にわかりやすく表示する「おいしさラベル」を作成した。

[今後の予定]「おいしさラベル」を店頭やパッケージに表示するなど、銘柄豚肉販売時の情報ツールとして活用する。

(畜産技術研究所中小家畜研究センター養豚・養鶏科TEL:0537-35-2291)

砂中のアサリを捕食するクロダイ

砂中のアサリを捕食するクロダイ

クロダイからアサリを護る 

[背景]浜名湖のアサリの漁獲量は近年不安定な状況にあり、渡船潮干狩りが中止になるなど、地域観光業にも大きな影響を与えている。アサリの資源減少要因の一つとして、クロダイなどによる食害が指摘されており、その対策が急務となっている。

[特徴]湖底を網で覆う被覆網試験を行ったところ、半年後でも約8割が生存しており、食害防除に効果があることが確認できた。また、被覆網と比べ設置作業が簡便で、広範囲の漁場を網で囲う囲い網についても、同等の効果を確認できた。

[今後の予定]アサリ関係漁業者が中心となり、被覆網を設置してアサリを食害から護る取組を始めており、今後もより効率的な対策等を進める。

(水産技術研究所浜名湖分場研究科TEL:053-592-0139)

発酵熟成魚肉

発酵熟成魚肉

しずおかの微生物が拓く発酵食品ビジネスチャンス! 

[背景]特色ある加工食品を開発する上で、微生物は大きな役割を果たしており、駿河湾深層水など本県の多様な自然環境の中から有用な酵母や乳酸菌などを発見し、それを活用すれば、これまでにない発酵食品を開発できる可能性があり、新たな「食」ビジネスの創出につながる。

[特徴]自然界などから3,398株の酵母と乳酸菌を分離し、この中から発酵食品の香味を高める109株を選抜して微生物ライブラリーを構築した。また、有用微生物を活用した新規発酵食品として熟成魚肉、スパークリング日本酒、地ビール、醤油などを開発した。

[今後の予定]スパーリング日本酒や地ビールなどは既に販売中である。また、ニジマスを原料とした熟成魚肉が製品化され、販売の準備を進めており、今後も企業への技術移転を進める。

(工業技術研究所沼津工業技術支援センターバイオ科TEL:055-925-1101)
(水産技術研究所開発加工科TEL:054-627-1815)

自動車用ヘッドランプの配光測定機

自動車用ヘッドランプの配光測定機

次世代照明部品の開発を支援する評価技術の開発 

[背景]LEDなどの新規光源の普及に伴い、自動車用ヘッドランプなどに用いられる樹脂製光学部品は、構造が複雑化するとともに精度の高い微細加工が求められている。

[特徴]樹脂製光学部品の表面性状や形状の評価、複数の部品を組み合わせた際の照明性能の評価手法を開発した。また、大型の照明にも対応し、測定角度の拡大や光色の測定など新たな機能を備えた自動車用ヘッドランプの配光測定機を県内企業と共同開発した。

[今後の予定]関連企業からの相談件数は増加しており、引き続き、自動車の自動運転化やEV化によって需要の増加が見込まれる車載用光学部品の開発を支援する。

(工業技術研究所照明音響科TEL:054-278-3027)

試作したタオルペーパー

試作したタオルペーパー

セルロースナノファイバー(CNF)を利用した新製品の開発 

[背景]本県は、軽くて強いなどの優れた特性を持ち、多様な用途展開が期待できる新素材のセルロースナノファイバー(CNF)関連の産業を成長産業分野の一つと位置付け、地域企業の参入を支援している。

[特徴]CNFの高強度、高吸水性を活かし、紙力増強剤等の化学薬品を使用しなくても、実用に耐えられる強度を持つCNF添加のタオルペーパーを企業等と共同で開発した。また、静岡県産のバラとCNFを利用し、香りと保湿効果が高い化粧品を県内企業と共同開発し、平成30年4月から販売を開始している。

[今後の予定]塗料や接着剤、建材など様々な分野での研究開発を推進し、県内企業によるCNFを利用した製品開発を支援する。

(工業技術研究所富士工業技術支援センターCNF科TEL:0545-35-5190)

地下水熱ポテンシャル水井戸利用型(夏季冷房時)

地下水熱ポテンシャル水井戸利用型(夏季冷房時)

静清地域での地下水熱交換システム適地評価の実施 

[背景]省エネルギー対策やエネルギーの地産地消を進めるに当たり、本県の自然条件を活かした地下水熱交換システム(地下水を利用したエアコン)の普及促進は重要な課題であり、地下水が豊富な地域では、本システムの需要が見込まれる。

[特徴]安倍川下流域(静清地域)を対象とし、地下水の水質や水温を観測して地域特性を明らかにした。また、シミュレーションによる熱交換量の推定結果をもとに地下水熱ポテンシャルマップを作成し、安倍川沿いで熱交換効率が高くなることを確認できた。

[今後の予定]本研究成果の周知を図り、地下水熱交換システムの導入を促進する。また、平成30年度から新たに大井川流域におけるシステム導入適地評価を実施する。

(環境衛生科学研究所環境科学部環境科学班TEL:054-245-0202)

インフルエンザ薬剤耐性検査

インフルエンザ薬剤耐性検査

薬が効かないインフルエンザウイルスの検出方法の開発 

[背景]インフルエンザウイルスは薬剤耐性(薬が効かなくなること)を獲得することがある。耐性ウイルスを流行らせないためには、まだ効く薬剤を選択し治療する必要があるが、コストや操作方法等から、本県を含む全国の地方衛生研究所では、一部の検査を除いて薬剤耐性検査が実施できていない。

[特徴]静岡県立大学と広島国際大学が共同開発した新規蛍光基質の発色を用いた薬剤耐性ウイルス検出法を応用し、ウイルス検体の薬剤耐性を安価で簡便に判定することに成功した。

[今後の予定]今回開発した検査方法を地方衛生研究所のスクリーニング法として全国に普及させるとともに、県内でインフルエンザウイルスの薬剤耐性情報を発信する。

(環境衛生科学研究所微生物部ウイルス班TEL:054-245-0223)

 

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お問い合わせ

経済産業部産業革新局研究開発課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3643

ファックス番号:054-221-2698

メール:kenkyu-kaihatsu@pref.shizuoka.lg.jp

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