日本市場へのゲートウェイとして
| 所在地 | 静岡市清水区長崎新田245-2 | ![]() |
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| 代表者名 | 丁宏広 | |
| 創業 | 平成19年7月 | |
| 資本金 | 79,000千円 | |
| 従業員数 | 11人 | |
| 主要製品 |
アコンフィルター、金属フィルター、金型、 空気清浄機、プラスチック板等の輸出入、 製造及び販売 |
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| 電話 | 054-348-9882 | |
| FAX | 054-348-0606 | |
| URL |
静岡県が最適地

日本金海環境株式会社は中国上海市に本社を置く金海実業が全額出資した日本法人であり、グループ会社が生産したエアコンフィルター、金属フィルター、プラスチック部品等の輸入、販売を行っている。
金海実業は、1995年に中国浙江省で設立。現在、中国とタイにあわせて7工場を持つグループ企業として、エアコンフィルター生産分野では世界シェアの30%を占めるトップ企業である。
金海実業の董事長(※代表取締役)で、日本金海環境株式会社(以下、「同社」)の丁(てい)代表取締役は、日本法人の設立経緯として、「金海実業としては、これまで日本向け輸出は商社経由だったが、近年、その技術力が評価され、新製品開発時に部品の共同開発を任されるようになってきたため、中国で生産した試作品や改良品を日系メーカーのマザー工場に持ち込んだ際に、情報の交換やフィードバックなどについて、迅速な対応が可能な日本の拠点が必要になってきた。」と語る。
また、静岡県を日本法人の所在地として選定した理由としては、1.主要取引先のマザー工場の存在、2.日本のほぼ中央に位置し東西への移動に便利、3.中国工場からの製品輸入に便利な清水港の存在、4.日中間の往来に利用できる富士山静岡空港の開港、5.創業の地、浙江省との友好提携関係などを挙げている。
さらに、同社設立担当者として東奔西走した孟(もう)取締役からは、「会社設立手続き、不動産の紹介など、静岡県国際経済振興会(SIBA)のワンストップによる支援が大きかった。」と、県の企業誘致担当が聞けば泣いて喜ぶコメントをいただいた。
静岡県から関西、関東へ

同社設立以降、静岡県内にマザー工場を持つ取引先との共同開発により、これまでにない新しい発想、技術に基づくエアコンフィルターの開発に成功し、平成20年の新製品に採用されることになった。また、関西に拠点を持つ業務用エアコン生産最大手企業とも共同開発を行い、同じく平成20年の新製品のフィルターとして使用された。同社では、この取引が拡大する可能性が大きいため、神戸市内に新たに営業所を設置し、静岡本社から1名が派遣され、業務を行っている。
「静岡県は東西への移動に大変便利。今後も静岡から東京、大阪への取引を広げていきたい。」と、丁代表は意気軒昂に語る。
日中間ビジネスの拡大

金海実業中国蘇州工場では、金型を自社製作しており、既にエアコン組立部品や空気清浄機などのプラスチック製品を製造している。また、中国では自動車用キャビンフィルター、金属フィルターなども製造している。
同社では、静岡県には、自動車、一般機械、電気機器などの製造業が集積しており、今後はこれまで中国で実績のあるフィルター分野を中心に、静岡県企業との取引を拡大していきたいと考えている。このため、多品種小ロットの注文に対応できる製造拠点の設立も検討しており、静岡県内に適地を探している。また、日本でのビジネスを拡大していく上で必要となる日本流を学ぶため、営業、金型製作、品質管理分野のノウハウを持つ日本人スタッフの募集も検討している。
「将来的には、環境分野等で優れた技術を持つ日本企業の中国ビジネス展開を支援することも視野に入れている。環境分野への技術導入は中国にとっては大変重要であり、日中間のビジネス拡大に貢献できればうれしい。」と熱く語る丁代表の眼差しは、チャイナドリームの体現者として、中国から日本、さらに世界へと向けられている。
本ページで紹介している企業の情報は平成24年3月末現在、取組内容は平成20年度取材当時のものです。

