サービス産業生産性向上

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ページID1028215  更新日 2024年2月29日

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サービス産業生産性向上とは

生産性とは、生産のために投入される経営資源(労働力・原材料・設備など)に対する、サービス品質や顧客満足度がどの程度か示した割合です。生産性を向上させるには、経営資源に着目し、経営に潜む「ムダ」、「ムラ」、「ムリ」を排除するなど効率性を追及するとともに、顧客満足度やサービス品質向上に取り組むことが重要です。

「サービス産業生産性向上のための手順書・事例」

概要

サービス産業の生産性向上を支援するため、「生産性向上のための手順書」を作成しました。この手順書では、生産性の考え方、実践に当たってのポイント、改善のマインドを理解していただくとともに、初めての改善に当たって使える手法を紹介し、実際に改善の第一歩を踏み出せるようにしました。

また、県内を含め生産性向上に取り組んでいる事業者の優良事例も紹介しています。ぜひ、ご活用ください。

手順書・事例

令和4年度手順書(動画)

より多くのサービス産業事業者に御利用いただけるように、アニメーション動画形式にて紹介しています。

平成29年度以前の手引き及び取組事例

手引き

支援ツールの種類と効果

事例集

事例1.株式会社伊豆長岡天坊 ※宿泊(ホテル・旅館)

天坊流TQCを基本にしたホテル経営

事例2.医療法人社団真養会田沢医院 ※医療(病院・介護)

それぞれの視点を通した地域在宅医療をめざす!

事例3.飯田工業薬品株式会社 ※商社・卸売

“モノ売り”から“コト売り”へ

事例4.株式会社天野回漕店 ※物流(運輸・倉庫)

200年以上・変わらぬ機軸“お客様の視点で考え、行動する”

事例5.株式会社遠鉄ストア ※小売(店舗)

「無駄な仕事発見アンケート」から始まった改善への取組み

参考:実践者のこえ

ツール1.~6.標準化まで実践した経営者のコメント

仕事の仕方や方法で社員が迷ったり、やりにくさがあるという状況から、社員が感じる余計な心配や不安、無駄を取り除いてあげることによって、精神面では安心感から心のゆとりが出て、動作面でも効率的で手間がなくなりました。その結果、お客様への密なサービスの提供、表面的だけではないこころからのおもてなしの成果に繋がっていくと実感いたしました。

どのように行うのか、そうする目的は何かを記述することによって、お客様へ向けた独自のサービスやポリシーの現われとなって、社員の入れ替わりがあってもその精神がバイブルのように代々伝えられるものになれると感じました。

その他
  • 作業動作に簡便性と効率性が出た。
  • 物の置き方により、作業の安全性が確保された。
  • 整理整頓(2S)を全社内に拡大し、継続させていきたい。
  • むやみな「保管」がないように表示を工夫(誰でも要・不要が判断できる)した。
  • ものを探す時間が短縮された。
  • 新規採用者の研修に利用したい。

専門家派遣

公益財団法人静岡県産業振興財団で実施している専門家派遣がご利用いただけます。

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このページに関するお問い合わせ

経済産業部商工業局商工振興課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2181
ファクス番号:054-221-3216
ssr@pref.shizuoka.lg.jp