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本県の基幹産業である自動車産業では、現在EV(電気自動車)化や自動運転化によるサプライチェーンなど産業構造の変化が進展しています。これに対し県は、県内企業が固有技術を活かし、これら次世代自動車の開発・製造で新たなビジネス展開を目指す取組を支援しています。
また、次世代自動車を活用し、利便性が高く多様性のある移動を提供するMaaSの県内での導入を促進することで、次世代自動車の普及とクリエイティブで快適な暮らしの実現を目指します。
県は、産学官金一体で地域中小企業の次世代技術への転換や新技術開発、技術マッチング等の支援に取り組む「次世代自動車センター浜松」と連携し、EV(電気自動車)化や自動運転などの急速な技術革新に対応する県内企業を支援しています。
次世代自動車センター浜松のホームページ(外部サイトへリンク)
補助事業 | 次世代自動車分野に関する新技術・新製品等の実用化を目的とした研究開発を大学・公設試験研究機関と連携して行う事業に対する助成 |
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補助対象者 | 大学(高専を含む)又は公設試験研究機関と共同研究を実施する静岡県内中小企業・中堅企業 |
補助限度額 | 1,000万円(単年度)、2,000万円(2年合計) |
補助率 | 2/3以内 |
募集案内 |
令和3年5月19日(水曜日)正午締切終了しました |
補助事業 | 次世代自動車分野に関する新技術・新製品等の実用化を目的とした研究開発を行う事業に対する助成 |
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補助対象者 | 静岡県内中小企業・中堅企業 |
補助限度額 | 500万円 |
補助率 | 2/3以内 |
募集案内 |
令和3年5月19日(水曜日)正午締切終了しました |
補助事業 | 次世代自動車分野に関する研究成果を活用し、事業化に向けたさらなる研究開発等の取組を行う事業に対する助成 |
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補助対象者 | 静岡県内中小企業・中堅企業 |
補助限度額 |
2,000万円(単年度)、3,000万円(2年合計) |
補助率 | 2/3以内 |
募集案内 |
令和3年5月19日(水曜日)正午締切終了しました |
補助事業 | 次世代自動車分野に関する自社の技術力を広く情報発信するために使用するサンプル品の製作を行う事業に対する助成 |
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補助対象者 | 静岡県内中小企業・中堅企業 |
補助限度額 |
200万円 |
補助率 | 1/2以内 |
募集案内 |
(2次募集申請期間)令和3年7月1日(木曜日)~8月19日(木曜日)正午締切 |
企業が大学・県内公設試と連携して実施する研究開発に対して助成します。
企業の新技術・新製品等の実用化を目的とした研究開発に対して助成します。
企業の事業化に向けた研究開発や販路開拓に対して助成します。
県内の次世代自動車産業の中核を担う人材を育成するため、運転支援や自動運転システム、最新の環境戦略に関する最新動向セミナーや、低燃費化に対応するための小型・軽量化等の製品・技術開発講座等を実施しています。
令和3年度開催
<次世代自動車最新動向セミナー>
概要 | 自動車業界の最新動向・技術戦略を理解し、自社の経営戦略立案や具体的な技術開発に役立てることをねらいとしたセミナーの開催 |
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対象者 | 次世代自動車関連分野の開発に携わる、もしくは今後携わる予定で、新たな技術分野に関心のある静岡県内企業の技術者、研究者、経営者等 |
配信期間 |
令和3年10月27日(水曜日)~11月2日(火曜日) |
場所 | オンライン配信(Youtube) |
定員 | ― |
主催 | 静岡県、(公財)静岡県産業振興財団 |
申込み | 静岡県産業振興財団ホームページ(外部サイトへリンク) |
<中小自動車部品製造業のためのDX基礎セミナー>
概要 | 自動車部品製造業におけるDXの概要と進め方、IoT、AIなどデジタル技術・データ活用のポイントや取組み事例について、専門家がわかりやすく解説 |
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対象者 | 自動車関連分野の技術開発に携わる、もしくは今後携わる予定で、新たな技術分野に関心のある県内企業の技術者、研究者、技術部門役員等 |
日時 |
令和3年11月26日(金曜日)午後2時から4時まで |
場所 | オンライン配信(Zoom) |
定員 | 20名 |
主催 | 静岡県、(公財)静岡県産業振興財団 |
申込み | 静岡県産業振興財団ホームページ(外部サイトへリンク)(11月19日締切) |
<次世代自動車要素技術生産技術研究講座>
概要 | 自動車業界の最新動向、技術戦略を理解し、今後の自社の経営戦略立案や具体的な技術開発に役立てる。また、自社の技術課題解決や新たな技術開発への取組を具体化・促進させ、学んだ知識を開発現場にて即実践し、技術指導できるような人材の育成する。 |
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対象者 | 自動車関連分野の技術開発に携わる、もしくは今後携わる予定で、新たな技術分野に関心のある県内企業の技術者、研究者、経営者、技術部門役員等 |
日時 |
令和3年12月8日(水曜日)~12月21日(火曜日) |
場所 | オンライン配信 |
定員 | 40名 |
主催 | 静岡県、(公財)静岡県産業振興財団 |
申込み | 静岡県産業振興財団ホームページ(外部サイトへリンク)(11月30日締切) |
例年パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展」に静岡県ブースとして共同出展を行うことで、静岡県内中小企業の加工技術・製品等を首都圏にPRし技術の底上げを図るとともに、販路開拓を支援しています。
令和3年度出展支援
人とくるまのテクノロジー展2021オンライン(外部サイトへリンク)
CASE(コネクティッド、自動運転、シェア・サービス、電動化)に関連する県内企業の技術や製品などの情報を公開しています。
静岡県産業振興財団ホームページ(外部サイトへリンク)
次世代自動車分野におけるコーディネータを配置し、県内中小企業の研究開発や事業化、販路開拓等を支援しています。
次世代自動車の開発に当たり、これまで以上に強度や軽量化、精密加工等に関する技術力が求められていることから、県内企業から要望のあった試験・評価機器等について、静岡県工業技術研究所などに整備しています。
静岡県は、自動車部品のEMC試験に特化した「車載機器EMCテストサイト」を浜松工業技術支援センターに整備しました。
本施設は、外部からの電磁ノイズを遮断して試験が可能な電波暗室2室とシールドルーム2室からなり、国際規格や各種メーカー規格に対応した試験が可能です。
<施設利用について>
問合せ先:浜松工業技術支援センター機械電子科(053-428-4155)
浜松工業技術支援センター(外部サイトへリンク)
機器名 |
機器紹介のページ(機器データベース) |
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小型高速振動試験機 | |
ハイブリッドレーザー顕微鏡 | |
X線残留応力測定装置 | |
万能材料試験システム(長ストローク) |
機器名 |
機器紹介のページ(機器データベース) |
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高分解能計測用X線CTシステム |
機器名 |
機器紹介のページ(機器データベース) |
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高精度自由曲面測定機 |
静岡県では、モビリティ革命と呼ばれるMaaSが世界的に広まる中、県内でも新たなモビリティサービスの社会実装を推進するため、基調講演の開催とともに、企業及び自治体によるMaaSの取組事例や課題を紹介するセミナーを開催します。
詳細はこちらより:静岡県MaaS社会実装セミナー専用ページ
県では、県内各地において次世代自動車を活用した移動サービスの導入、検討を進める地域に対し、自動走行等の技術支援を行うことにより、地域の交通課題(乗務員不足、高齢者の移動など)の解決策の検証及び社会受容性の確認、次世代自動車関連の技術開発を促進しています。
静岡県は、次世代自動車産業に関わる部品部材の開発を支援するために、電気自動車(日産リーフ)の2010年型と2017年型を分解し、旧型と新型の300点以上にのぼる部品を比較展示しています。
場所:浜松工業技術支援センター(浜松市北区新都田1-3-3)
1階玄関ロビー車両展示
1階南側ロビーパーツガレージ
見学時間:8時30分から17時15分(土日祝日及び年末年始を除く)
問合せ先:浜松工業技術支援センター材料科(053-428-4156)
浜松工業技術支援センター(外部サイトへリンク)
(公社)自動車技術会が主催する学生フォーミュラ日本大会は、平成18年から毎年エコパで開催されています。(令和2年度は中止)
県では、会場の提供や通信環境の整備などを通じて同大会をサポートしています。
県内自動車産業がカーボンニュートラルや産業のデジタル化等の100年に一度の大変革期に対応するため、県は令和3年6月に産学官による「次世代自動車の電動化・デジタル化等対応研究会」を設置しました。研究会では、全4回にわたる議論を踏まえ、今後必要な取組等を報告書に取りまとめました。
<研究会の構成>
24社・団体(自動車関連企業12名、通信事業者2名、大学2名、支援機関6名、国2名(オブザーバー))
委員長大聖泰弘名誉教授(早稲田大学)
<研究会報告書>
令和3年度次世代自動車の電動化・デジタル化等対応研究会報告書(PDF:7,111KB)
<川勝知事への報告書提出>
令和3年12月1日、大聖委員長より川勝知事あてに報告書を提出し、研究会での検討結果を報告していただきました。
お問い合わせ
経済産業部産業革新局新産業集積課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3587
ファックス番号:054-221-3615
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