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ホーム > 産業・雇用 > 農林業 > 静岡県の森林・林業 > 森の力再生事業 > 森の力再生事業実施による波及効果

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更新日:令和3年1月5日

6.森の力再生事業実施による波及効果

本事業では、荒廃した森林の「森の力」を回復させることを目的としていますが、事業の実施により、地域が一体となった森林管理の促進、新たな整備者の参入や新規雇用の創出、路網の整備や林業機械の導入、伐採した木材・竹材の活用など、「森の力」の回復以外にも、様々な波及効果が生まれています。

(1)地域が一体となった森林管理が進む

森林組合、林業事業体、NPOなどの整備者が、これまで森林整備ができなかった森林所有者(権利者)に働きかけたことで、森林所有者の森林に対する関心が高まりました。そうした中から、地域が一体となった森林管理が進み始めた地域もでてきました。

ア.掛川市倉真地域

NPO法人時ノ寿(ときのす)の森クラブ(掛川市倉真)は、平成20年度から、掛川市倉真地区の森林所有者に働きかけ、複数の森林所有者の森林を取りまとめ、田旗造園建設株式会社(掛川市葛川)が森林整備を行う仕組みを作りました。整備後のきれいになった森林を見ることで、周辺の森林所有者に事業の効果が理解され、新たな森林所有者の申し込みがあるなど、徐々に事業範囲が広がりました。その結果、平成30年度までの10年間で約408haの区域の荒廃森林が本事業で一体的に整備されました。

さらに、この活動をきっかけに、「NPO法人時ノ寿の森クラブ」が森林経営計画を策定し、引き続き間伐や木材搬出など森林管理に取り組んでいます。

時ノ寿の森クラブ整備実績整備後の森林


その他、地域が一体となった森林管理が進む事例

(2)新たな整備者の参入と雇用の創出

整備者の要件を広く募るため幅広く設定し、説明会を各地で実施した結果、造園業、建設業、NPO法人等の77者の整備者が林業以外の他分野から新たに参入し、事業を実施した108の整備者の約7割を占めています。新たな林業の担い手を創出するきっかけとなりました。

また、整備者は、地域の荒廃森林の状況を把握して、森林所有者の同意を得ることで、数年間分の事業計画を自らが策定できることから、計画的な雇用が可能となりました。14年間で49の整備者が、193人を正社員として新規雇用しました。

作業車道の開設

ア.西島土木株式会社(御前崎市)

西島土木株式会社は、初年度から事業に参入し、御前崎市及び菊川市の人工林、竹林等を10年間で約100ヘクタール整備しました。建設業の得意分野である土木工事の技術を活かし、作業車道の開設と森林整備を組み合わせながら、効率的に事業を進めました。

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その他新たな整備者の参入と雇用の創出の事例

(3)路網の整備と林業機械の導入

整備する森林内に幅員がおおむね3.0m以内の簡易な作業用の道路(作業車道)を開設し作業の安全性や効率性を確保しました。14年間で約574km開設した道路は、これからも森林の管理や立木の伐採、木材の搬出作業等に活用することができます。また、本事業を契機に、15の整備者が新たに林業機械を導入し、森林整備の体制強化に努めました。

ア.御殿場市森林組合

御殿場市森林組合が、平成25年度に整備した御殿場市東田中では、整備地(10.19ha)内に作業車道を「網目状」に1,800m開設し、以前と比べて、森林所有者や整備者等が簡単に森林内に入ることができるようになりました。整備地の代表者は、「この現場は、森林所有者が53人いるが、皆、自分の山林に軽トラックで行くことができるようになった。大変ありがたい。自分の山林を管理しようという気持ちも芽生えた。」と語っています。

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その他路網の整備と林業機械の導入事例

(4)伐採した木材・竹材の活用

伐採した木材・竹材は、土砂の流出を防止するために林内に敷き並べるだけではなく、運び出せる木材・竹材については積極的に運び出して、利用されています。14年間で約21万7,000立方メートルの木材を林内から搬出し、製品に加工する等有効に活用しました。この量は、木造住宅の約5,600棟分に相当します。

ア.木材を製品に加工して県内外に出荷

静東森林経営協同組合は、県東部で最も規模の大きな製材工場である(有)小寺製材所(小山町棚頭)に、伐採した丸太を搬入しました。この製材所で一般住宅に使われる柱や板類などに加工され、県内外に出荷されています。

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その他伐採した木材・竹材の活用事例

お問い合わせ

経済産業部森林・林業局森林計画課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2666

ファックス番号:054-221-2829

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