ホーム > 産業・雇用 > 農林業 > 富士農林事務所 > 富士農林管内地域の話題月別一覧 > 富士農林事務所地域の話題平成24年1月
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富士農林事務所では、古(いにしえ)の手揉み茶である「天下一品茶」の再現、生産、販売、ブランド化に取り組んでおり、生産者らに高度な技術を習得させるため、年に数回行われる実技研修を支援しています。
昨年11月下旬に開催された研修会では、野菜茶業研究所の研究員がサーモビュアーで温度の解析を行いましたが、このほど、その時の熱画像を入手しました。
下の写真は、上側が普通製法、下側が天下一製法で、熱画像の色:白(40℃以上)、赤(34℃)、黄色(28℃)、緑色(25℃)、水色(22℃)を示します。
天下一製法は、普通製法に比べて、低温で製造されてることが判りますか?
当所では、「富士山麓有機農業推進協議会」を対象に講座を開催しています。
今回は、南伊豆町を拠点に活動している「伊豆南地域有機農業推進協議会」を訪ね、有機野菜ほ場の見学と意見交換会を行いました。
ほ場見学で、受講生が特に注目したのは、たい肥づくりで、落ち葉たい肥の作り方や施用方法について、質問が多く出されました。
意見交換では、主に有機野菜栽培や販売方法について情報交換が行われました。
また、「両協議会の交流を深め、更に、協力し合えることを検討していこう。」という前向きな意見が多く出され、今後の取り組みが期待されます。
落ち葉堆肥の見学
南伊豆の有機野菜・米の弁当
意見交換会の様子
1月30日、富士市青島のホワイトパレスで第19回富士市農協茶業者大会が開催され、約 100人の生産者が集いました。
荒茶品評会、茶園共進会の表彰式が行われた後、富士市長、農林事務所長、静岡茶市場取締役らの来賓挨拶があり、最後には茶づくり研究会会長の勝又匠さんが、以下のスローガンを読み上げました。
・改植と更新により茶園の若返りを図ろう
・環境にやさしい樹づくり、根づくり、土づくりを徹底しよう
・荒茶工場との連携を図り適期摘採による良質茶生産をしよう
・生葉摘採時、荒茶製造時の異物混入に注意しよう
・T-GAPに取り組み安全・安心な茶づくりをしよう
・茶園管理機の事故防止を徹底しよう
農林事務所長による挨拶
農林事務所長は、富士山の世界遺産登録を契機として、富士山麓で生産された茶のアピールしていこうと呼びかけました。
平成24年1月26日(木曜日)、富士宮市役所において「富士山菊芋パワープロジェクト」の活動報告と講演会が開催されました。当プロジェクトは富士宮市でのキクイモの普及と消費拡大を図るため、平成21年度に富士宮商工会議所が中心となって発足しました。
当日は今年度の活動として、キクイモパウダー等のキクイモ商品によるモニタリング及びキクイモレシピコンテストについての報告が行われました。また、プロジェクトの支援者であり「食旅と農商工連携のまちづくり」著者の才原清一郎氏から観光と地域食材のコラボレーションについて講演が行われました。農林事務所では、今
後も耕作放棄地対策と地域特産品の開発を図の支援を行っていきます。
活動報告、講演会
キクイモ紹介冊子
1月26日(木曜日)、JA富士市(ホワイトパレス)において、「第61回静岡県青年部発表大会・第55回静岡県女性部発表大会東部地区予選」が開催されました。
当日は、「グループの部」で女性(活動事例のグループ部)6人、青年(組織活動の部)1人、「個人の部」で女性(活動事例個人の部)5人、青年(JA青年の主張の部)6人の発表が行われました。
審査(審査員長:富士農林事務所長)は9人の審査員が厳正に行った結果、いずれも甲乙つけがたい内容で、選定に大変苦労しましたが、下記のとおりとなりました。
なお、優秀賞受賞者は県大会へ出場することとなっていますので、是非とも、全国を目指して頑張っていただきたいと思います。。
◆優秀賞受賞者
1 グループの部
(1)女性(活動事例グループの部)
『何かできないかな・何かしたいねから始まった加工グループ』 JA伊豆太陽 山崎志げ子さん
『Orange day‘s』 JA御殿場 野田ひろ子さん
(2)青年(組織活動の部)
『『絆』~地域に愛される青壮年部を目指して』 JA富士宮 稲葉康成さん
2 個人の部
(1)女性(活動事例)
『御殿場コシヒカリ ヘンシーン米粉パン』 JA御殿場 渡邉かな枝さん
(2)青年(JA青年の主張の部)
『バレイショと共に成長』 JA三島函南 後藤大輔さん
『たくさんの絆』 JA富士市 三浦幸太郎さん
1月20日(金曜日)、富士農林事務所管内においてエコファーマー制度の知識や理解を一般消費者の方々に深めていただくことを目的に、「エコファーマーdeお茶会」を開催し、新聞公募による富士市富士宮市の消費者男女9名が参加しました。
当日は、エコファーマー茶農家「やまさ園」と、やまさ園使用のたい肥を製造している中野牧場を見学し、たい肥製造の様子や良質たい肥を使った土作りの工夫などが見学されました。
また、同園にてお茶会を開催し、ふじのくに食の都づくり仕事人のお店である「藤太郎」の茶菓子とともに、色鮮やかな茶、「さえみどり」をいただきました。
参加者は、各農場主に製造過程などを熱心に質問したり、仕事人の、地元食材活用に対する熱い想いにじっくりと聞き入ったりしていました。
開催後のアンケートでは、「エコファーマー制度のことが理解できた」「また開催してほしい」といった意見をいただきました。
中野牧場で質問
やまさ園の工場見学
仕事人の話を熱心に聞く消費者
お茶会の様子1
お茶会の様子2
1月20日にJA富士市ホワイトパレスで、16グループが地場の農産物で作った料理の持ち寄り発表会が行われました。
当日は、各支部から素材や調理方法の説明を行い、その後、試食を行いました。
料理は、地域で昔から食べられている「里芋ご飯」や「おけんちゃん」などの料理やそれをアレンジしたものが多く、これらに、お茶を使ったシフォンケーキやゼリーなどが加わわりバラエティに富んだ非常に美味しいものばかりでした。
この取り組みは、地産地消の推進のために毎年行っているもので、評判の良いものは商品化へとつながっています。
平成24年1月19日(木曜日)、農業経営支援セミナー第3回講座を開講しました。今回は(株)イワサキ経営の勝又健太郎氏を講師として、「農業経営分析」に関わる、決算書の読み方、財務分析、財務改善等の講義と演習を行いました。参加した受講生は、資金の流れの大切さや自家の財務状況を常に理解しておくことが経営改善や新規事業に取り組むために重要であることを理解しました。次回第4回講座では受講生各自の計画について発表を行います。
第3回セミナーの状況
第19回富士市農協貯蔵みかん品評会が、平成24年1月13日(金曜日)、新富士駅ステーションプラザFujiで開催されました。今回の出品点数は、例年とほぼ同様の33点。品種・栽培方式別の内訳は、青島露地 8点、青島マルチ栽培 7点、寿太郎露地 8点、及び寿太郎マルチ栽培 10点で、マルチの出品が露地を上回りました。
審査は、県経済連、富士市役所、富士農林事務所、富士市農協柑橘部会の審査員により、外観(形状・色沢30点、病害虫10点)、内容(肉質10点、食味30点、貯蔵性20点)の項目、配点割合で行いました。
今年の平均糖度は11.5度、平均酸度は0.8%で、食味も全体に良好でした。
審査結果は、上位13点が入賞し、上位10点が1月18日開催の県貯蔵ミカン品評会に出品されることになります。なお、金賞2点はいずれも品種が寿太郎でマルチ栽培によるものでした。
審査風景
平成24年1月13日(金曜日)、富士地域青年経営士連絡会は総会と全体研修会を開催しました。全体研修会では富士市産業支援センター(f-Biz)の安川典克氏を講師に迎え、「6次産業化の活用事例について」と題し、富士市産業支援センターの農業者の相談件数が着実に増加していることや6次産業化支援の具体的事例について説明がありました。参加した青年農業士も今後の6次産業化への取組について興味深く聴講していました。
総会
全体研修会
平成24年1月12日(木曜日)、東部富士地域農業経営士連絡会は総会と全体研修会を開催しました。今回の研修では食と農研究所の加藤寛昭氏を講師として「挑戦する農業-六次産業化」と題し、農商工連携をはじめ、農・農連携、直売施設の具体的事例について説明があり、6次産業化を成功するには、農業側の主体性の発揮と人材の育成が重要であることが語られました。
総会
加藤寛昭氏 講演
富士市茶手揉保存会による競技会が1月11日に富士市農協茶業研修センターで開催されました。
手揉み風景
14人が 5チームに分かれて、手揉み技術を披露しました。
審査風景
完成した茶を農協職員が採点し、順位を決定しました。
今回の上位チームメンバーで再編した新チームを結成し、4月に開催される県の大会にエントリーする予定です。
1月11日(水曜日)、JA富士市(ホワイトパレス)において、JA富士市青年部発表大会が開催されました。
当日は、「JA青年の主張の部」で3人の発表が行われました。
審査(審査委員長:富士農林企画経営課長)は、1.発表内容(明確な主張、発展性、JA・JA青年部とのかかわり等)、2.発表態度に着目して行った結果、最優秀賞には『たくさんの絆(多様な絆、ネットワークを通じて、梨のせん定技術、販売等の確立、東日本大震災へのボランティアによる新たな絆の構築等、絆が人を育てる)』を発表した三浦光太郎が選定されました。
なお、三浦光太郎さんは、「第61回静岡県JA青年部発表大会東部地区予選会(開催年月日:24年1月26日(木曜日)、開催場所JA富士市(ホワイトパレス)に出場することとなっています。
JA富士市では、前回に引き続き、全国大会への出場を期待しています。
お問い合わせ
静岡県富士農林事務所
〒416-0906 富士市本市場441-1
電話番号:0545-65-2195
ファックス番号:0545-64-8430
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