ここから本文です。
6月25日(火曜日)、富士宮市の朝霧高原フルーツ村で、夏秋どりいちご「すずあかね」が初出荷されました。
「すずあかね」は果実に光沢があり、甘味・酸味のバランスがとれている品種です。
今年は非常にできがよく、出荷先のケーキ店でも評判が良いようでした。
また市場にも販売しており、非常に高値で取引されたとのことです。
フルーツ村では栽培から出荷まで、社員の久保田さんが一人で行っています。
農林事務所では、今後も定期的に巡回を行い、支援していきたいと思います。
平成25年6月25日、第65回富士開拓農業協同組合通常総会が開催され、全ての議案が承認されました。
富士開拓農協管内では現在49戸の酪農家が主に草地型酪農を営んでおり、総会では飼料コントラクター、TMRセンター、堆肥センターの設立を要望する声が多く出されました。
今後は、これら要望の実現に向け、関係機関と連携をとりながらアプローチしていく予定です。
5月30日、富士市学校給食地場産品導入協議会の総会が開催され、市場や納入業者、栄養士、学校教育関係、富士市、農林事務所等が集まり、今年度の活動等について検討を行いました。
今年度は県の事業も積極的に活用し、例年の活動に加え、食育講演会や富士地域以外への視察、新たな出前授業講師の発表資料作成を行っていくこととしました。
総会終了後には、富士農林事務所芹澤課長より、平成18年からの協議会の活動について発表を行い、7年間の活動を振り返りました。
次回の協議会は9月上旬に開催し、農家の現地見学会を10月に開催する予定です。
富士市に伝わる幻の「天下一品茶」が、下記のとおりテレビ放映されます。
天下一品茶とは、明治時代に富士で創られた芸術的最高級煎茶で、長らく幻となっていた手揉み茶です。
現在、富士市茶手揉保存会を中心に、富士茶を牽引する天下一品茶の再現及びブランド構築に取組み、今年の世界お茶まつり(11月7日~10日)で販売する予定です。
皆様、富士に伝わる芸術的最高級煎茶を是非ご覧ください。
記
放送局NHKBSプレミアム番組名:美の壺
放送日時6月7日(金曜日)午後7時30分~7時59分
(再放送)6月11日(火曜日)午前11時~11時29分
タイトル緑茶
内容富士の天下一品茶など、静岡県のお茶の美のツボに焦点をあてる。
富士宮市で、学校給食への地場産品導入をさらにすすめていこうという取組が始まった。
富士宮市の学校給食は、旧富士宮市と旧芝川町のセンター方式で、特に旧富士宮市内の学校給食をまかなっているセンターは1万2千食を実施しており、なかなか地場産品導入が進まなかったが、この数年は、栄養職員が意識的に地場産品をメニューに取り入れるよう工夫したため、徐々に改善してきた。
今年度は、さらなる富士宮産をすすめようと、5月28日、富士宮市農政課、学校給食センター、JA及び農林事務所で検討した。
現在、お米は学校給食会を通して県産米を使っているが、市内産の「う宮米」を秋から使用することとした。
乳・乳製品については、市内産の牛乳及びヨーグルト等の導入を検討する。野菜については、JA直売所「う宮な」を通じて地場産品導入をすすめる。
今後は、新たに学校給食用の野菜の栽培についても検討することとなった。
農林事務所からは、地元産の米を提供するだけでなく、稲刈り等の食育活動も実施することや「ふるさと給食の日」「学校給食富士宮の日」には、できる限りの食材を地元産にするよう提案し、了承された。
さらに、農業、教育委員会、健康福祉、JA等による協議会を設立した上で、平成26年度に、県の委託事業「学校給食地産地消の日モデル事業」に取組むことを提案し、了承された。
6月に、再度検討会を実施し、具体的な検討を行う。
平成24年度に「ふじのくに美しい品格のある邑づくり」に登録された「岩本山とかりがね堤を守る会」では、JA岩松支店の協力の下、旧共同利用堆肥舎跡地を農地に復活させ、今年度ヒマワリを作付けした。
栽培を開始したヒマワリの生育や今後の管理について、富士農林事務所に相談があり本日現地指導を行った。生育はまばらではあったが播種後1ヶ月が経過し、おおむね順調な生育であった。
後作にはソバ栽培を考えているとのことで、8月にはソバ栽培に関する技術指導を行う予定である。
平成24年度に耕作放棄地緊急対策事業によって再生された農地で、生食用の落花生が栽培されている。
当ほ場は耕作放棄茶園であったが、パワーショベル等の重機を使い畑に再生された。採種用であるため段階的に播種されており、全体の半分ぐらいが発芽していた。
地域の特産物である「生落花生」栽培を今後も推進・指導していく。
富士農林事務所管内では富士宮市内を中心とした有機農業者らで「富士山麓有機農業推進協議会」を組織し情報交換や共同販売活動を行っている。新規就農者も多く販路の確保が今後の有機農業推進のカギともなっている。
そのような中、6月1日(土曜日)、富士宮市内(富士宮市外神東町)に化学農薬や化学肥料を使用していない地元の農産物などを扱う直売所「大富士」が新規開店した。
営業時間は午前9時から午後5時までで、水曜日定休となっている。
富士山麓有機農業推進協議会に所属する有機農業者の農産物も委託販売している。出荷者により出荷協議会を組織し、レジも出荷者が持ち回りで行っている。
店舗入り口
店内の様子
6月3日、スター農家輩出育成講座が、富士市産業支援センターで行われた。
参加者は、富士地域を中心とした6次産業化に取組んでいる生産者等で、今まで農林事務所がアドバイザー派遣などで、6次産業化を支援してきた。
講師は、株式会社エムスクエア・ラボの加藤百合子氏で、消費者の嗜好や行動の変化を、野菜の販売に生かすよう以下のような提案があった。
首都圏の世帯数は2人を割り、包丁のない家庭が増え、カット野菜が売れている一方、良いものを食べたいという需要も根強く、消費者は二極化している現状を伝えた。
良い食品を求めるひとに、いかに美味しくて農薬を使わない野菜を提供できるか、品質保証し、消費者との信頼をつくるかが求められる。
そこで、食品加工業と正しい野菜を組み合わせて、惣菜を作ることを提案する。
農林事務所では、今後も6次産業化の取組みを支援していきます。
講話の後、商品をもちより、意見交換する生産者
お問い合わせ
静岡県富士農林事務所
〒416-0906 富士市本市場441-1
電話番号:0545-65-2195
ファックス番号:0545-64-8430
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください