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ホーム > 組織別情報 > 経済産業部 > 畜産技術研究所 > 牛についてのお話 > 子牛の話(出産編)

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更新日:平成19年10月26日


子牛の話(2)


人工授精編
出産編
哺乳編


出産編

分娩の始まり <分娩兆候の始まり>
牛の妊娠期間は280~285日です。これは、交配(人工授精等)から分娩までの日数で、人間の妊娠期間『十月十日 』 とは計算方法が異なります。
分娩が近づくと母牛は落ちつきがなくなり、歩き回ったり、立ったり座ったりを繰り返すようになります。 乳房は肥大し、乳が漏れることもあります。
足胞 <足胞(そくほう)>
個体によって差が大きいのですが、陣痛が始まって3時間ほどたつと破水が起こります。 左の写真は胎仔をおおっている外側の膜(尿膜)が破れて、内側の膜(羊膜:風船のように膨らんでみえている)に包まれた足の先端が透けて見えている状態です。これを足胞と呼びます。
胎仔の爪は産道を傷つけないように柔らかいのですが、生後間もなく 親牛の蹄と同じように硬くなります。
胎仔の頭部が・・・ <胎仔の頭部>
解りにくい写真で申し訳ないのですが、前足の上にのって胎仔の頭がでてきました。ここまでくれば一安心です。
このように、そろえた前足に頭をのせて生まれてくるのが正常ですが、後ろ足から先に生まれてくる場合もあります。牛では希な双子の場合、一頭が前足から、もう一頭が後ろ足から生まれてくることが多いです。
無事出産 <無事出産>
母牛は生まれたばかりの子牛の体をなめて乾かします。これには皮膚を乾かすだけでなく、血液循環・排尿などの機能を刺激するほか体温の低下を防ぐ効果もあります。もちろん、母子の絆を深めるためのものでもあります。
子牛は生後30分から1時間ほどで立ち上がり、蛋白質やビタミンなどを豊富に含んだ初乳を飲みます。初乳には細菌感染などから体を守る免疫抗体も多く含まれています。
牛乳生産のために飼われている乳牛の場合、子牛は人間からミルクを与えられます。

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