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ホーム > 県政情報 > 県政総合 > ようこそ副知事室へ > 副知事 出野勉 > 出野副知事コラム > 第17回『公立大学の学長と意見交換を行いました。』

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更新日:令和4年5月18日

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出野副知事コラム

第17回『公立大学の学長と意見交換を行いました。』

昨今、地域における人材育成、産業の活性化、地方創生の観点などから大学などの高等教育機関に寄せられる期待はますます大きくなっています。

とりわけ県立の大学は、県民の皆様によって支えられている大学として、社会の変化や地域の将来を見据えながら、積極的に地域に貢献していく役割を担っています。こうした状況を踏まえ、6月2日(水曜日)、県立の4大学の学長及び県立工科短期大学校の校長に御出席いただき、「公立大学学長会議」を開催しました。

 

〈学長会議の出席者〉

大学・学長名

開学時期

静岡県立大学

学長
尾池和夫

昭和62年

静岡文化芸術大学

学長
横山俊夫

平成12年

農林環境専門職大学

学長
鈴木滋彦

令和2年

社会健康医学大学院大学

学長
宮地良樹

令和3年

工科短期大学校

(清水技術専門学校と沼津技術専門学校の教育内容を高度化した職業能力開発短期大学校)

校長
柳下福蔵

令和3年

 

今年4月の社会健康医学大学院大学と工科短期大学校の開学以来、5人の学長の皆様が一堂に会する初めての機会でしたので、私自身も楽しみにしておりました。

学長会議の目的は、ひとつの大学では実現が難しいことや、大学同士が密接に連絡を取りあって行うことでより高い効果を得られるような取組を、大学間の連携により実現し、大学の魅力向上や地域貢献機能の強化につなげていくことにあります。

 

今回の会議のテーマは、「公立大学間の連携の可能性について」。

学長の皆様方からは多くの積極的な御提案をいただきました。いくつか御紹介しましょう。

 


静岡県立大学尾池学長


静岡文化芸術大学横山学長

まず、「賀茂地域をモデルとした教育研究活動の推進」です。

伊豆半島は全域が過疎地域であり、特に賀茂地域は、医師不足が深刻な上に、主な産業である観光業がコロナ禍で苦しい状況にあります。

県立大学、文化芸術大学では観光教育のコースがあるため、下田総合庁舎内の「賀茂キャンパス」を活用し、観光事業者などを対象とした社会人講座を開催しています。

これに、賀茂地域で調査研究や医師の研修を行っている社会健康医学大学院大学から、「自分達も医学や健康の分野で加わりたい」との御提案をいただきました。また、農林境専門職大学も「農業分野での参画が可能である」との御発言もいただきました。

賀茂地域において、定期的に様々な分野の大学の講義が開講されることは大変意味のあることだと思います。

いずれは、若い学生達が賀茂地域に滞在し、地元の方々との交流や教育研究活動を通じて地域への理解を深められていくことを期待しています。

 

また、コロナ禍の現状を反映して、大学ではオンラインによる講義が増えています。そこで、「県内大学が実施した講義を広く一般に公開するサイトを作り、本県の高等教育の素晴らしさを発信してはどうか、県の魅力のひとつとしてPR出来るのではないか」といった御提案もいただきました。

 

その他、「学生はパソコンに向き合う日々が続き、人との交流に飢えている。コロナ収束後は、長い間我慢してきた学生達に、大勢の人と会い、語り合う機会を作って欲しい」という、学生の思いを代弁するような御意見もいただきました。


農林環境専門職大学鈴木学長


社会健康医学大学院大学宮地学長


工科短期大学校柳下校長


副知事(私)

この会議でいただいた御提案・御意見は、早速具体化に向け調整を進めております。

これからも公立大学同士がアイデアを出し合い、それぞれの大学の特徴を活かしながら、力を合わせて大学の魅力向上や地域の発展に向けて取り組んでまいります。


公立大学学長会議の様子

 

 

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