海と陸の総合イベント「浜名湖キューバヘミングウェイカップ」が、7月16日(土曜日)、17日(日曜日)の2日間、浜名湖周辺の3会場(湖西市の浜名港とボートレース浜名湖、浜松市の弁天島海浜公園)で、コロナ禍による2年の延期を経てようやく開催されました。
「ヘミングウェイカップ」とは、世界的に有名なキューバ発祥のカジキ釣り大会であり、第1回大会から3大会連続で優勝した文豪アーネスト・ヘミングウェイにちなんで名付けられました。
この「ヘミングウェイカップ」の名称を冠した大会の開催は、浜名湖・遠州灘で毎年カジキ釣り大会を開催していたNPO法人シーネット浜松が平成28年(2016年)に発案したものです。その後、カジキ釣り大会に加え、キューバとの文化交流等も含めた浜名湖周辺地域の総合イベントを開催したいと考えた静岡新聞社・静岡放送が事務局に加わり、駐日キューバ大使への働きかけや、日本キューバ友好議員連盟や外務省等も巻き込んだ誘致活動が進められました。
関係者の努力の結果、キューバ国外で初めて、この浜名湖で「ヘミングウェイカップ」の名称を使用できることになりました。使用承諾の権限がキューバ政府にあることから、静岡県は、浜松市、湖西市とともに、地元自治体として実行委員会への参画を求められ、平成30年(2018年)12月のキューバでの調印式には、各自治体の代表(県からは当時の吉林章仁副知事)も立会人として出席するとともに、大会名誉会長に川勝平太知事が就任いたしました。
「ヘミングウェイカップ」の名称は世界のスポーツフィッシングファンがあこがれるブランドであり、この大会が浜名湖の魅力を世界にアピールする発信点に育っていくことを期待して、県は、浜松市、湖西市とともに、開催実現に向け支援を続けてまいりました。
開会式は16日(土曜日)朝、浜名港ステージで開催され、ミゲル・アンヘル・ラミレス・ラモス駐日キューバ大使、日本キューバ友好議員連盟の古屋圭司会長、城内実副幹事長、鈴木康友浜松市長、影山剛士湖西市長、石黒衆大会会長(浜松商工会議所副会頭)、大須賀紳晃大会副会長(静岡新聞社・静岡放送社長)らとともに、私が県を代表して出席し、テープカットを行いました。
|