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更新日:令和4年8月15日

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出野副知事コラム

第27回『「浜名湖キューバヘミングウェイカップ」ようやく開催!』

海と陸の総合イベント「浜名湖キューバヘミングウェイカップ」が、7月16日(土曜日)、17日(日曜日)の2日間、浜名湖周辺の3会場(湖西市の浜名港とボートレース浜名湖、浜松市の弁天島海浜公園)で、コロナ禍による2年の延期を経てようやく開催されました。

「ヘミングウェイカップ」とは、世界的に有名なキューバ発祥のカジキ釣り大会であり、第1回大会から3大会連続で優勝した文豪アーネスト・ヘミングウェイにちなんで名付けられました。

この「ヘミングウェイカップ」の名称を冠した大会の開催は、浜名湖・遠州灘で毎年カジキ釣り大会を開催していたNPO法人シーネット浜松が平成28年(2016年)に発案したものです。その後、カジキ釣り大会に加え、キューバとの文化交流等も含めた浜名湖周辺地域の総合イベントを開催したいと考えた静岡新聞社・静岡放送が事務局に加わり、駐日キューバ大使への働きかけや、日本キューバ友好議員連盟や外務省等も巻き込んだ誘致活動が進められました。

関係者の努力の結果、キューバ国外で初めて、この浜名湖で「ヘミングウェイカップ」の名称を使用できることになりました。使用承諾の権限がキューバ政府にあることから、静岡県は、浜松市、湖西市とともに、地元自治体として実行委員会への参画を求められ、平成30年(2018年)12月のキューバでの調印式には、各自治体の代表(県からは当時の吉林章仁副知事)も立会人として出席するとともに、大会名誉会長に川勝平太知事が就任いたしました。

「ヘミングウェイカップ」の名称は世界のスポーツフィッシングファンがあこがれるブランドであり、この大会が浜名湖の魅力を世界にアピールする発信点に育っていくことを期待して、県は、浜松市、湖西市とともに、開催実現に向け支援を続けてまいりました。

開会式は16日(土曜日)朝、浜名港ステージで開催され、ミゲル・アンヘル・ラミレス・ラモス駐日キューバ大使、日本キューバ友好議員連盟の古屋圭司会長、城内実副幹事長、鈴木康友浜松市長、影山剛士湖西市長、石黒衆大会会長(浜松商工会議所副会頭)、大須賀紳晃大会副会長(静岡新聞社・静岡放送社長)らとともに、私が県を代表して出席し、テープカットを行いました。

 



開会式テープカット

 

会場では、スポーツフィッシング(カジキ釣り競技)のほか、カジキを使ったオリジナル地産地消メニューの限定販売や、キューバ観光パネル展、親子釣り体験教室、ビーチ・マリンスポーツ紹介、ステージ企画など、多彩な催しが行われました。

 

 



出展ブース

 


キューバ紹介パネル展示

 


Jam9ステージ

また、当日は、キューバ大使館員によって、キューバ産のハチミツやラム酒の紹介・販売も行われました。

 



キューバ大使館ブース

 

カジキ釣り競技には32艇が参加しました。17日(日曜日)はうねりで中止となったため16日(土曜日)のみの出艇となりましたが、優勝者は130キロのカジキを釣り上げました。

 



出港するカジキ釣り参加艇

 



キューバ大使とカジキ釣り優勝者

 

このほか、キューバ大使は、弁天島海浜公園で16日(土曜日)夜、雨の合間に行われた新居手筒花火に参加されたほか、17日(日曜日)はボートレース浜名湖で、キューバの文化と観光の魅力を紹介する講演をされるなど、両日にわたって精力的に会場を回られました。

 


新居手筒花火(弁天島海浜公園)湖西市提供

 


大使講演(ボートレース浜名湖)

さらに、この大会に合わせて、浜名港で「浜名湖ミナトリング」(事務局:浜松土木事務所)、海湖館で湖西市制50周年記念「天浜線マルシェin海湖館」(湖西市主催、土曜のみ)、弁天島海浜公園で「はまなこ夏フェスタ」(舞阪町観光協会主催、日曜のみ)も同時開催され、にぎわいを更に盛り上げるものとなりました。

ウィズ・コロナの時代を迎える中、コロナと経済活動の両立を模索する上でも、大きな意義を持つイベントであったと思います。

 

キューバ政府と大会実行委員会が取り交わした覚書では、「ヘミングウェイカップ」の名称の継続使用についても承諾をいただいております。

県といたしましても、大会の継続開催により、キューバとの友好親善がさらに進められるとともに、世界に誇れるイベントに育っていき、浜名湖周辺地域の活性化につながることを大いに期待しております。

 

 

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