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ホーム > 教育・文化 > 文化・スポーツ・観光 > オリンピック・パラリンピック推進課 > 静岡県オリパラコラム3

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更新日:令和元年10月7日

静岡県自転車競技コラム第3回自転車ロードレースの魅力

サイクルロードレースは舗装路を使って行われる自転車レースです。レースの距離は大会によってまちまちですが、特殊なケースを除き、長距離で競われます。

時には300km近い距離を一日で走り切るレースがあります。

山をいくつも越えるコースがあったり、勾配20%以上の激坂が登場するコースがあったり、それぞれのコースで勝利をかけ白熱した戦いが繰り広げられます。勝者は明快です。

大人数でスタートして、最初にゴールラインを通過した選手が勝者となります。一見、個人競技のようにも思われますが、チーム戦であることが特徴です。同じジャージを来た選手が同一のチームで、多くの場合、そのうちの一人を勝たせるために、チームが一丸となってレースに挑みます。

ロードレースで知っておきたいポイント

ロードレースで、選手たちが集団になって走るのは、風圧が大きく関わります。集団の先頭を走る選手は、その集団の誰よりも大きな風圧を受けることになります。先頭の選手の後ろで走る選手は、先頭の選手よりも風圧を受けないために楽に走れるのです。その後ろの選手はさらに楽に走ることができ、集団内の選手は体力を温存することができます。

しかし、集団内で体力を温存していては勝てません。

勝利を目指して、集団から1人抜け出したとします。その選手は集団を抜け出してからずっと、大きな風圧を受け続けることになります。一方、後続集団のうち、先頭とは別チームの選手・チームは、開いた差を詰めて、レースを振り出しに戻そうと考えます。その際、複数の選手が集団の先頭に出て、先頭交代をする姿を目にすることができます。先頭交代をすることで、各選手は風圧による体力のロスが少なくなり、その分、先頭に出たときにスピードアップして差を詰めることが可能になります。このように、ロードレースを観るうえで「風圧」は大きなポイントとなります。

もうひとつ、選手には山に強いクライマー、ゴールスプリントに強いスプリンターといったようにタイプ分けされることを押さえておきましょう。

それぞれの選手には、得意とする場面があるのです。コースと選手のタイプをもとに、チームは監督の指示のもと、エースの選手を勝たせることに徹します。アシスト選手はエースがその能力を本領発揮する場面まで、風よけとなったり、ペースを作ったりして、手助けします。レース展開次第ではレース中にエースが変わることもあります。レースによりますが、無線を使って監督から選手に指示を出す場合もあります。

誰がどんな役割を果たすのか、知れば知るほど推測することが楽しくなるのもロードレースの魅力です。

キーワード「7000」驚異の消費カロリー1レースで7000kcal

長距離をこなすロードレースはスタートからゴールまで時間がかかります。

5時間走り続けるようなことはよくあることです。大量のエネルギーを使うため、一日のレースで7000kcal消費することもあるといわれます。キーワードの「7000」は消費カロリーを意味します。長時間の運動をこなすために、選手はタイミングを見て、自転車で走りながら補給します。補給を逃すとガス欠の状態になり走り続けることができなくなってしまうからです。補給食にはエナジージェルやジャムやはちみつをふんだんに使ったパンなど、カロリーの高いものが多く使われています。テレビ中継では、レース中に水がなくなった場合、集団後方にいるチームカーまでアシスト選手が水の入ったボトルを受け取りに行き、大量のボトルをウェアのなかに詰め込んで、チームメートのために働く姿がよく映し出されます。こうした選手の動きからも、ロードレースがチーム一丸となって戦う競技であることがわかります。

キーワード「4865」約4865mも上るロードレース

ロードレースには獲得標高というものがあります。

これはスタートからゴールまでどれだけ上るかを示した数値です。「4865」は東京五輪ロードレース男子で選手は上る「メートルの合計値」です。富士山の標高が3776mなので、五輪ロードレース男子では、1レースで富士山以上の高さを上ることになります。ちなみに、女子は2692mですが、それでもかなりの上りをこなすことになります。

キーワード「244」東京五輪ロードレース男子は1日で約244kmを走破

「244」は東京五輪のロードレース男子で競われる約244kmというレース距離を意味します。

選手たちは東京都調布市、府中市、三鷹市の境に位置する武蔵野の森公園をスタートし、10kmほどのパレード走行をこなしたのち、東京都府中市と稲城市をつなぐ是政橋でオフィシャルスタートとなります。以降、神奈川県の相模原市、山梨県の道志みち、山中湖を通り、静岡県に入ります。

県内では山梨県との県境となる籠坂峠から入り、小山町、御殿場市、裾野市を通過し、再度、小山町から山中湖へ戻ったあとで、最後は小山町の富士スピードウェイでゴールを迎えます。1都3県を自転車で巡り勝者が決まります。スタート日時は2020年7月25日(土曜日)の午前11時。勝者はその日のうちに決まります。7月下旬と言えば、関東では最も暑いとき。そんな時期に選手は約244kmを走り続けることになります。ロードレースは過酷な競技と言われる理由の一端がわかるのではないでしょうか。

自転車の最高速は高速道路で走る車並み

サイクルロードレースに使われる自転車はスピードが出るように設計されています。

見通しのいい下り坂ともなれば、時速100km以上ものスピードに達することもあります。平地のゴール前の集団スプリントともなれば、時速70km以上に達します。また、平地の勝負所ともなれば時速60km以上で走ります。

集団が目の前を通過するときには、ホイールなどから発する「シャー」という独特な音が響き、大きな風圧とともに風が体を駆け抜けていきます。風圧は集団の人数が多ければ多いほど、かつスピードが出ていれば出ているほど大きくなります。周囲の木々の葉は大きく揺れ、地面に落ちた木の葉が舞うこともあります。この瞬間は他では味わえない体験です。

お問い合わせ

文化・観光部スポーツ局オリンピック・パラリンピック推進課

〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3744

ファックス番号:054-221-2980

メール:olypara@pref.shizuoka.lg.jp

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