県議会開会日の提案説明
平成13年2月県議会定例会知事提案説明要旨

(4)財源の状況

 以上が当初予算の主な内容でありますが、これを賄う財源の主なものについて御説明申し上げます。

 県税につきましては、国の経済見通しや地方財政計画を参考とし、前年度当初予算に比べ、6.2パーセント増の4,780億円を計上いたしました。

 また、地方交付税につきましては、国の算定指示率や本県の税収入の状況などをもとに、1,865億円を計上したところであります。

 県債につきましては、財政健全化を進める観点から、引き続き、極力県債への依存割合の抑制を図ることとし、後年度に交付税措置のある県債を中心に活用することといたしました。予算計上額は、13年度から地方の一般財源不足に対処するため新たに発行される臨時財政対策債160億円を含み、前年度当初予算比3.7パーセント減の1,590億円余に抑制したところであります。

 また、基金につきましては、総額581億円余を取り崩すこととし、財源不足等を補うために活用したところであります。


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