県議会開会日の提案説明
平成13年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【6.平成14年度当初予算の編成】

 次に、平成14年度当初予算の編成についてであります。

 県税収入が、郵便貯金の集中満期時期の終了に伴う利子割県民税の減少や景気後退に伴う法人関係税の悪化などにより大幅な減収が見込まれるほか、国の構造改革に伴う地方交付税制度の見直しによる影響が懸念されるなど、本県財政は、かつてない不透明かつ厳しい状況におかれており、平成14年度当初予算の財源不足は、本年度当初予算時の試算390億円を大きく上回るものと見込んでおります。

 このため、当初予算の編成に当たりましては、従来のシーリング方式を取り止め、業務棚卸表を活用した施策評価によるゼロベースからの事業の再構築を徹底し、施策の重点化、優先化を図るとともに、限られた財源を最大限有効活用する中で、財政健全化の着実な推進を基本としながら、行政サービスの可能な限りの維持向上に努めてまいりたいと考えております。


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