県議会開会日の提案説明
平成14年2月県議会定例会知事提案説明要旨

(世界と交流できる、魅力づくり)

 次に、「世界と交流できる、魅力づくり」についてであります。


<東海道四〇〇年祭>

 「東海道四〇〇年祭」につきましては、県内外から約400万人もの皆様が訪れるとともに、街道の歴史・文化施設の入館者も著しく増加するなど、21世紀の幕開けにふさわしい賑わいを創出することができました。あわせて、県内各地においては、地域固有の歴史や文化資産を発掘し、地域づくりに主体的に取り組もうとする気運も着実に高まってまいりましたことから、「魅力ある地域づくり総合支援事業」の拡充を図り、こうした取組が一層活発化するよう支援をしてまいりたいと考えております。


<観光振興>

 次に、観光振興についてであります。

 交流人口の一層の増大を図るため、ワールドカップサッカーなど大型イベントと連携した誘客対策を積極的に展開いたしますとともに、中国、台湾などアジア地域を中心とした海外からの誘客拡大や、学校週5日制の完全実施に合わせた家族旅行等新たな旅行商品の開発を促進するなど、多方面にわたる誘客対策に取り組んでまいります。

 さらに、ワールドカップサッカー等により外国人訪問者の急増が見込まれるため、ホテル・旅館等の客室内で高速通信回線によるインターネット接続が可能となるよう助成制度を創設してまいりたいと考えております。


<中国浙江省との友好提携20周年>

 次に、中国浙江省との友好提携20周年についてでありますが、この4月に浙江省からの友好交流団をお迎えし、記念式典や各分野での交流を行いますとともに、秋には、県議会代表と本県の友好交流団を編成し、浙江省を訪問したいと考えており、20周年を機に、中国浙江省との友好交流を一層促進してまいります。



県議会開会日の提案説明 トップへ