(5)静岡空港 次に、静岡空港についてであります。 需要予測につきましては、国の交通政策審議会空港整備部会において、新たな需要予測モデルの考え方が公表されましたことから、今後、専門家の方々からなります委員会を設置し、新たなモデルによる需要予測の再試算を行うなど、所要の検討をしてまいりたいと考えております。 さらに、専門家や企業の方々の参加を得まして「静岡空港戦略プロジェクト会議」を設置し、民間活力を活用した効率的な空港経営、航空貨物の拠点基地化、国際化に伴う産業構造の変化等に対応した空港機能のあり方について議論を深めることとしております。 なお、建設工事につきましては、本体用地の造成工事をはじめ、順調に進捗しており、昆尾地区及び切山地区の農地開発の竣工など、地元の生活生業対策につきましても、着実に進んでいるところであります。 また、空港用地につきましても、これまでに本体部の97.6パーセント、周囲部を含めた全体では90.1パーセントの事業用地を取得しており、残る事業用地の取得に向けて、引き続き全力で取り組んでまいる所存であります。 |