県議会開会日の提案説明
平成14年9月県議会定例会知事提案説明要旨

(6)構造改革特区

 次に、構造改革特区についてであります。

 国は、我が国経済の活性化施策の一環として、進展の遅い分野の規制改革を地域の自発性を最大限尊重する形で進めるため、構造改革特区の導入を図ることとし、具体的な制度設計を行うための基礎資料として、地方公共団体からの提案を募集いたしました。

 全国から426件の提案があり、本県も、先端健康産業集積構想をはじめとする4つの特区構想を提案いたしましたが、今後、国による関係法令の整備を踏まえ、改めて本県の特区構想の実現の可能性を検証した上で、正式に申請してまいりたいと考えております。

 

(7)浜名湖花博

 次に、浜名湖花博についてであります。

 浜名湖花博は、開幕まであと1年半となり、10月1日から、いよいよ前売入場券の販売を開始することとなります。

 販売を契機に、県内はもとより、中京圏、首都圏を重点エリアとして、ポスターやパンフレットのほか、新聞・テレビ等のメディアも活用しながら、これまで以上に積極的な広報宣伝活動を展開し、博覧会の魅力を分かりやすく県内外へ発信していきたいと考えております。

 また、県民総参加による開催を目指して、市町村や、経済、福祉、報道など、幅広い団体で組織する「浜名湖花博推進協議会」が、来る10月15日に設立されることとなりました。今後は、この推進協議会の御協力をいただきながら、県民参加の促進を図るとともに、積極的な広報活動を進め、浜名湖花博の成功に向けて、努力してまいりたいと考えております。

 

(8)中国浙江省との友好交流

 次に、中国浙江省との友好交流についてであります。

 静岡県浙江省友好提携20周年を記念して、浙江省杭州市で開催される浙江省人民政府主催の記念式典をはじめとする各種記念行事に出席し、また様々な記念交流事業を行うため、10月24日から29日まで、県議会や各界の代表及びチャーター便参加の一般の県民の皆様とともに、静岡県友好代表団を編成して浙江省を訪問いたします。

 友好代表団は、800人を上回る規模になる見込みであり、記念交流事業として行われる青少年、観光、文化、スポーツの交流等を通じ、両県省の一層の友好促進を図りたいと考えております。


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