【1.前文】
ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信並びに諸般の報告を申し述べたいと存じます。
【2.当面する県政の課題】
(1) NEW!!わかふじ国体
はじめに、9月13日から16日までの4日間、「NEW!!わかふじ国体」の夏季大会を開催いたしました。
本県にとっては、46年ぶりの開催となります第58回国民体育大会でありますが、平成5年6月の内々定から10年、平成12年7月の正式決定から3年の準備期間を経ての開催であり、関係の方々の御努力に深い敬意を表します。
夏季大会につきましては、雄大な富士山の麓の県富士水泳場をメーン会場として、開会式には秋篠宮同妃両殿下の御臨席を賜り、競技会は、水泳競技など7つの正式競技のほか、公開競技、デモンストレーションとしてのスポーツ行事を合わせ、19市町村で熱戦が繰り広げられました。
連日の好天にも恵まれ、「がんばるが好き」というスローガンにふさわしい静岡県選手団の大活躍と、関係者、ボランティアの皆さんの御協力により、盛況のうちにその幕を閉じました。
次は、来月25日から国体秋季大会を、11月8日から「わかふじ大会」をそれぞれ開催いたしますが、夏季大会の盛り上がりと勢いを、両大会につなげてまいりたいと考えております。
具体的には、今週末の9月27日から4週間にわたり秋季大会実施市町村を巡る大会旗及び炬火リレーや、新聞・テレビ・ラジオ等のメディアを活用した広報などを通じて、大会直前の開催ムードの盛り上げを図ってまいります。
併せまして、運営に携わる県実施本部員やボランティアへの研修、式典音楽や演技の出演者の練習会、避難訓練を盛り込んだ開閉会式総合リハーサルの実施などの諸準備を行い、万全の体制で大会に臨みたいと考えております。