県議会開会日の提案説明
平成15年12月県議会定例会知事提案説明要旨

(8)全国お茶まつり

 次に、全国お茶まつりについてであります。

 去る11月15、16日の両日、7年ぶりに静岡県で開催した「全国お茶まつり」には、県内をはじめ全国から34,000人の来場者があり、お茶のおいしさ、楽しさを多くの消費者に実感してもらうことができました。

 全国茶品評会では、本県の出品茶が、普通せん茶と深むしせん茶のすべてで日本一を獲得し、農林水産大臣から直接大臣賞を授与され、生産者にとって大きな自信につながるとともに、茶産地静岡の実力を広くアピールできました。

 会場では、品評会に入賞した最高級の茶の試飲販売コーナーや県内茶産地のブースに多くの人々が詰め掛けたほか、手作りの創作茶室なども終始賑わい、静岡茶のPRや新しいお茶文化を提案することができました。

 今後は、さらに全国、世界に向け、お茶と静岡の情報を発信するため、来年11月に開催予定の「世界お茶まつり2004」の準備を進めてまいります。

 

(9)県立総合病院における女性外来

 次に、県立総合病院におきましては、11月4日から、女性が安心して診療を受けられるように「女性外来」を開設いたしました。

 診療は、毎週火曜日と金曜日に行い、女性医師7人のローテーションによる2診療体制をとっております。

 既に、11月末日までに96人の方から予約を受け、29人の診療を行いましたが、ほぼ1月中旬までの予約を受け付けている状況であります。

 今後、診療実績を積み、症例検討会等を通して、病院内外の女性医師や医療関係者との連携を深め、女性外来の普及に努めてまいります。


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