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更新日:平成19年6月15日
平成16年5月県議会臨時会知事提案説明要旨【2.県政の状況】次に、県政の状況について、御報告申し上げます。 (1)浜名湖花博はじめに、浜名湖花博についてであります。 去る4月7日、秋篠宮(あきしののみや)同妃両殿下の御臨席を賜り、会場内の「水辺の劇場」で、開会式及びオープニングイベントを実施し、関係者700人余の皆様とともに、「花と緑と水を取り入れた新たな暮らし」を提案する浜名湖花博を、国内外にアピールいたしました。 開幕からおよそ1月半が経過したところですが、去る5月7日には来場者数100万人を達成し、来場された皆様から豊富な花の量とスタッフのサービスに高い評価をいただくなど、これまで順調に推移しております。 今後とも、積極的な広報と誘客活動を行うとともに、多彩なイベント展開による魅力ある博覧会づくりと、安全で快適に楽しめるよう一層のサービスの充実に努め、来場された皆様に満足していただける浜名湖花博にしてまいりたいと考えております。 (2)富士山こどもの国次に、富士山こどもの国についてであります。 開園5周年を迎え、4月24日から5月5日までの12日間、記念イベントを開催いたしましたところ、2万7千人の方々が来園し、富士山麓の自然の中で遊びを満喫していただきました。 今後は、3月に策定した県営都市公園経営基本計画に基づき、一年を通して多彩で魅力的なイベントやプログラムを提供するなど、利用の増進と効果的で効率的な運営に積極的に取り組み、これまで以上に子供も大人も楽しめる魅力ある公園にしてまいりたいと考えております。 (3)三位一体改革次に、地方税財政の三位一体改革についてであります。 改革初年度となった平成16年度におきましては、国庫補助負担金の廃止、縮減に対応する税源移譲が不十分であったことに加え、地方交付税等の大幅削減が年末に決定されるなど、地方団体の財政運営にとって、大変厳しい結果となりました。 本県といたしましては、真に県民に必要な行政サービスを、地方が自らの責任で選択できる行財政システムを確立するために、国庫補助負担金の削減に先行し、基幹税である所得税、消費税による税源移譲の内容を明らかにすること、また、地方交付税の改革は、行政サービスの水準と財源保障とのバランスを踏まえて、基本方針を明確にした上で5年程度の中期的な見通しに立って進めることなどを、全国の地方団体とともに、国に対し強く働きかけてまいります。 また、6月13日には、浜松市内において「三位一体改革推進列島縦断シンポジウムin“しずおか”」を開催し、広く県民各層への理解も深めてまいりたいと考えております。 (4)静岡空港次に、静岡空港についてであります。 静岡空港整備事業につきましては、去る3月末、国土交通省の事業再評価において、補助事業の継続が決定されました。 今回の決定は、静岡空港建設の妥当性を、国土交通省として改めて確認していただいたものと受け止めております。 県といたしましては、この決定を受けて、より一層のコスト縮減と、国内外との充実したネットワークの形成に最大限努力するとともに、国の厳しい予算措置の結果も踏まえつつ、引き続き空港建設の円滑な推進に努めてまいります。 以上、簡単ではございますが、私の説明を終わります。 より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください |